12月16日に開催されたBWF世界選手権2021(スペイン・ウエルバ)5日目は、各種目3回戦が行なわれた。ここでは試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。
WD:中西貴映/岩永鈴(手前)
3回戦は鄭雨(ツェン・ユ)/李汶妹(中国)に21−12、17−21、21−18で勝利
――試合を振り返って
中西 素直に今日勝ててうれしいです。1ゲーム目は簡単に取れて、2ゲーム目は逆に簡単に取られてしまいましたが、3ゲーム目は自分たちがしっかり我慢して勝ち切れました。ダメな部分はありますけど、今日は勝てたのでよかったと思っています。
――試合でポイントになったことは
中西 今日は私の視野が狭くなっていたけど、岩永がサービスまわりで点数を取ってくれたりするなど、自分がダメになったときに助けてもらいました。そこが勝てた理由かなと思います。
――次の試合に向けて(インタビュー後に韓国の金昭英/孔熙容に決定)
岩永 (準々決勝の)相手は今日よりも強くなるので、相手をしっかり研究して、相手の苦手な部分をしっかり頭に入れてから試合に臨みたいです。
XD:山下恭平/篠谷菜留
3回戦はタベリング/ピキ(オランダ)に17−21、21−17、21−17で勝利
――試合を振り返って
山下 まさかここまで勝ち残れると思っていなかったので、うれしいです。
――勝利につながった理由は
篠谷 2日前と同様に、山下がしっかり我慢してくれたのがありがたかったです。あとは、試合の後半、点差が離れた時に開き直って手を出していこうと思ったことが、流れを取り戻すことにつながったと思います。
――準々決勝に向けて
山下 向かっていく気持ちで、チャレンジャーの気持ちでやっていきたいと思います。
構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO