12月13日に開催されたBWF世界選手権2021(スペイン・ウエルバ)2日目は、前日に引き続き各種目の1回戦が行なわれた。
▼選手コメント
2日目(12月13日)
常山幹太
▼試合結果
男子シングルスは、第9シードの常山幹太(上写真・右)が、ロシア(※)のセルゲイ・シラントと対戦。世界ランクでは格下の選手を相手に第1ゲームを先制した常山だったが、第2ゲームはシラントが5連続ポイントなどで制し、ファイナルゲームに突入。終盤までもつれた戦いは、最後に常山が抜け出して21-18。辛くも勝利した常山が2回戦に駒を進めた。
男子ダブルスは、11月のインドネシアOP(Super1000)ベスト4の古賀輝/齋藤太一(上写真・手前)が、2018年世界ジュニア男子ダブルス優勝の中国ペアを9本、13本で一蹴。順当に2回戦に勝ち進むと、世界選手権初出場の小野寺雅之/岡村洋輝も、ウクライナペアを2-0で退けて初戦を突破している。
女子ダブルスは星千智/松田蒼、中西貴映(上写真・左)/岩永鈴が順当に勝利を飾り、2回戦に進出。星/松田はウクライナペアを22分、中西/岩永はロシアペアを31分のスピード決着で退けている。なお、中西/岩永は2回戦で対戦予定だった東京五輪金メダルのポリイ/ラハユ(インドネシア)が世界選手権の出場を見送ったため不戦勝。次戦は3回戦を戦うことになる。
13日の日本選手の結果、14日に登場する日本選手の対戦カードは以下の通り。
※世界選手権に出場しているロシア選手は、ロシアバドミントン連盟として出場
【男子シングルス】
▼1回戦(12月13日)
常山幹太②〔21−17、17−21、21−18〕1●セルゲイ・シラント(ロシア)77分
▼2回戦(12月14日)
渡邉航貴 − 趙俊鵬(中国)
西本拳太 – ラクシャ・セン(インド)
【男子ダブルス】
▼1回戦(12月13日)
古賀輝/齋藤太一②〔21−9、21−13〕0●邸子健/王昶(中国)35分
小野寺雅之/岡村洋輝②〔21−10、21−9〕0●ベクトフ/マフノフスキー(ウクライナ)28分
▼2回戦(12月14日)
保木卓朗/小林優吾 − 劉成/黄凱祥(中国)
【女子ダブルス】
▼2回戦(12月13日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−7、21−11〕0●コズィレワ/スクホワ(ロシア)31分
星千智/松田蒼②〔21−7、21−8〕0●プロゾロワ/ルダコワ(ウクライナ)22分
▼2回戦(12月14日)
志田千陽/松山奈未 – アズルメンディ/コラレス(スペイン)
松本麻佑/永原和可那 − ブッシュ/シュルツ(デンマーク)
【混合ダブルス】
▼2回戦(12月14日)
渡辺勇大/東野有紗 − デレミン/ディモーワ(ロシア)
金子祐樹/松友美佐紀 − ヘミング/ピーフ(イングランド)
山下恭平/篠谷菜留 – エリス/スミス(イングランド)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO