12月3日、BWF(世界バドミントン連盟)は、2020年から2021年の国際大会で活躍した選手を表彰する、BWF年間アウォーズの最優秀選手を発表した。各部門の最優秀賞選手・ペアは以下の通り。
■最優秀男子選手
ビクター・アクセルセン
(デンマーク)
■最優秀女子選手
戴資穎
(タイ・ツーイン/台湾)
■優秀ペア(男女共通)
グレイシア・ポリイ(右)
アプリヤニ・ラハユ
(インドネシア)
■最も躍進した選手・ペア(男女共通)
王齊麟(ワン・チーリン/右)
李洋(リー・ヤン)
(台湾)
■エディ・チューン賞(若手選手)
クンラビット・ビティサラン
(タイ)
■パラ最優秀男子選手
屈子墨
(チュウ・ジモ/中国)
■パラ最優秀女子選手
レアニ・ラトゥリ・オクティラ
(インドネシア)
■パラ最優秀ペア
ルーカス・マジル(左)
ファウスティン・ノエル
(フランス)
日本からは男子優秀選手に渡辺勇大、女子優秀選手に山口茜、優秀ペアに渡辺勇大/東野有紗がノミネートされていたが、惜しくも最優秀賞は逃した。また、パラ選手の部門にも男子優秀選手に梶原大暉(車いすWH2)、女子優秀選手に里見紗李奈(車いすWH1)、そして優秀ペアに里見紗李奈/山崎悠麻(車いすWH)ら東京パラリンピックの金メダリストがノミネートされたが、こちらも最優秀賞の受賞はならなかった。
年間アウォーズは通常、1年間の成績などから優秀選手が選出されるが、今回は新型コロナの影響で2020年の大会が中止になったことを受け、対象期間を2019年11月1日〜2021年10月31日までに延長されていた。
また、これまで男女最優秀選手(各1名)、最も躍進した選手・ペア、エディ・チューン賞(若手で活躍した選手)の4部門を表彰していたが、今回から最優秀ペア(男女共通)、パラ男女最優秀選手(各1名)、最優秀ペアの部門も追加され、計8部門で表彰することになった。
BWF年間アウォーズ2020-2021
ノミネート選手・ペア(パラは日本選手のみ掲載)
■男子優秀選手
MS:★ビクター・アクセルセン(デンマーク)
MS:アンダース・アントンセン(デンマーク)
XD:王懿律(ワン・イーリュ/中国)
MD&XD:渡辺勇大(日本)
■女子優秀選手
WS:陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)
WS:キャロリーナ・マリーン(スペイン)
WS:★戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)
WS:山口茜(日本)
■優秀ペア(男女共通)
MD:王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)
WD:金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)
WD:★ポリイ/ラハユ(インドネシア)
XD:王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)
XD:渡辺勇大/東野有紗(日本)
■最も躍進した選手・ペア(男女共通)
MS:リー・ジジャ(マレーシア)
WS:ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
MD:アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)
MD:★王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)
■エディ・チューン賞(若手選手)
MS:★クンラビット・ビティサラン(タイ)
MS:ブライアン・ヤン(カナダ)
WS:リーネ・クリストフェルセン(デンマーク)
MS&MDトマ・ジュニア・ポポフ(フランス)
■パラ男子優秀選手
車いすWH2:梶原大暉(日本)
■パラ女子優秀選手
車いすWH1:里見紗李奈(日本)
■パラ優秀ペア
車いすWH:里見紗李奈/山崎悠麻(日本)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images