11月21日に、JTB バドミントン S/JリーグⅡ 2021大田原大会（栃木県・県北体育館）が開催された。トップカテゴリーであるS/Jリーグに次ぐレベルの高さを誇るS/JⅡは、1部同様、2ダブルス・1シングルスの3試合で勝敗を決めるリーグ戦。今大会は4日間開催となり、大会最終日となる21日は男女各リーグの第6戦、第7戦が行なわれた。ここでは女子のダイジェストを紹介する。
▼第6・7戦（11月21日）
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▼第4・5戦（11月20日）
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【女子ダイジェスト】
5試合を終えて無傷の5連勝としたのは丸杉と東海興業。最終日の第6戦はその2チームの直接対決に。勝てば優勝に大きく近づく勝負は、丸杉の第1ダブルス・川添麻衣子（上写真・左）／今井莉子が、東海興業の井上洸／肥田木あかりに2-0で勝利。丸杉が先制ポイントをつかむと、シングルスの古川佳奈が、東海興業のエース海老澤花を7本、17本に抑えて連勝。チームの白星を手にした丸杉は、続く第2ダブルスの福島由紀／杉村南美が制して、3-0で東海興業を下した。
これで一気に優位に立った丸杉は、5勝1敗のPLENTY GLOBAL LINX（プレンティグローバルリンクス／以下プレンティ）と最終戦に挑み、2-1で勝利。第1ダブルスの川添／今井が白星をつかむと、シングルスを落とした後の第2ダブルスで杉村南美／小野美晴が2-0のストレート勝利をおさめ、丸杉が7戦全勝。優勝を果たし、S/Jリーグ1部の切符を手にした。
2位は前回大会5位から躍進を遂げた東海興業。負ければプレンティと勝敗で並び、3位となる可能性もあったが、三菱電機との勝負を2-1で制して6勝目をゲット。トータル6勝1敗とした東海興業が、2位を守りきった。
なお、S/Jリーグは来季（2022年度）のリーグ編成などの見直しが検討されており、1部リーグのチーム数も変更される予定。正式な発表は来年2月に開催される1部リーグ終了後となるが、チーム数などに変更が出た場合、S/JⅡの上位チームが昇格する場合がある。
▼最終順位
優勝
丸杉（７勝）
2位
東海興業（6勝1敗）
3位
PLENTY GLOBAL LINX（5勝2敗）
4位 三菱電機（3勝4敗）
5位 豊田通商（3勝4敗）
6位 Cheerful鳥取（2勝5敗）
7位 百十四銀行（2勝5敗）
8位 JR北海道（7敗）
※4位と5位はゲーム率、6位と7位はマッチ率による
▼第7戦結果
丸杉（7勝） ２−１ PLENTY GLOBAL LINX（5勝2敗）
東海興業（6勝1敗） ２−１ 三菱電機（3勝4敗）
百十四銀行（2勝5敗） ２−１ Cheerful鳥取（2勝5敗）
豊田通商（3勝4敗） ３−０ JR北海道（7敗）
▼第6戦結果
PLENTY GLOBAL LINX（5勝1敗） ３−０ 三菱電機（3勝3敗）
丸杉（6勝） ３−０ 東海興業（5勝1敗）
Cheerful鳥取（2勝4敗） ３−０ 豊田通商（2勝4敗）
百十四銀行（1勝5敗） ３−０ JR北海道（6敗）
文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO
