11月6日に開催されたBWFワールドツアー・ハイロOP(ザールブリュッケン/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本は女子ダブルスの星千智(上写真・左)/松田蒼、中西貴映/岩永鈴の2ペアが準決勝に挑んだ。タイの1番手と対戦した星/松田は、第1ゲームを14本で落とす展開。第2ゲームは互いにポイントを奪い合いスコアも目まぐるしく動いたが、ここは日本ペアが25-23で制した。ファイナルゲームでは14-17とリードを許した星/松田だったが、終盤に逆転に成功。連続ポイントをつかんだ星/松田が21-19で1時間25分の大接戦を勝利し、決勝の切符を手にした。
インドネシアの若手ペアと対戦した中西(上写真・左)/岩永は、第1ゲームを17本で先制。続く第2ゲームも15オールから先に抜け出した日本ペアが21-16で勝利し、決勝進出を決めた。女子ダブルスの決勝は、星/松田、中西/岩永の日本ペア対決となった。
海外勢では、男子ダブルスの優勝候補、インドネシアのギデオン/スカムルヨが決勝に進出。母国の後輩、カルナンド/マーティンとの決勝に挑むことが決まった。また、男子シングルス、女子シングルスは、シンガポールのロー・ケンイゥとイェオ・ジャミンが決勝進出。シンガポール勢としては、上位大会で久々の優勝に挑戦する。
6日の結果、決勝戦の対戦カードは以下の通り。
【女子ダブルス】
▼準決勝(11月6日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−17、21−16〕0●ラマダハンティ/スギアルト(インドネシア)52分
星千智/松田蒼②〔14−21、23−21、21−19〕1●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)85分
▼決勝(11月7日)
中西貴映/岩永鈴 – 星千智/松田蒼
【男子シングルス】
▼準決勝(11月6日)
ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−18、21−12〕0●ラクシャ・セン(インド)46分
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−19、22−20〕0●スリカンス・キダムビ(インド)44分
▼決勝(11月7日)
ロー・ケンイゥ – リー・ジジャ
【女子シングルス】
▼準決勝(11月6日)
イェオ・ジャミン(シンガポール)②〔21−12、23−25、21−12〕1●ミシェル・リー(カナダ)59分
ブサナン・ンバルンパン(タイ)②〔16−21、21−17、21−18〕1●ピッタヤポン・チャイワン(タイ)70分
▼決勝(11月7日)
イェオ・ジャミン – ブサナン・ンバルンパン
【男子ダブルス】
▼準決勝(11月6日)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−17、21−16〕0●スパク/キッティヌポン(タイ)33分
カルナンド/マーティン(インドネシア)②〔21−17、21−13〕0●クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)32分
▼決勝(11月7日)
ギデオン/スカムルヨ – カルナンド/マーティン
【混合ダブルス】
▼準決勝(11月6日)
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔22−20、21−14〕0●リバルディ/メンタリ(インドネシア)41分
ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)②〔21−17、21−13〕0●スパク/スピッサラ(タイ)32分
▼決勝(11月7日)
デチャポル/サプシリー – ジョルダン/オクタビアンティ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO