8月2日、全国小学生ABC大会実行委員会は、8月14日から15日まで熊本県八代市で開催される予定だったダイハツ全国小学生ABC大会の中止を発表した。
今回で22回目を迎えるはずだった同大会は、毎年熊本県で実施。7月30日に県独自の「熊本まん延防止宣言」が発出されたことを受け、同実行委員会は「関係機関と運営方法や無観客での試合などを再検討しましたが、多くの専門家が指摘する通り、デルタ株の感染性は非常に高く、今後、これまで経験したことがない感染拡大が起こる可能性があることや、県全域への不要不急の外出自粛要請や県境移動の制限を設けてあることなどを鑑み、やむを得ず大会中止の決定に至ったところです」と中止の理由を説明している。ABC大会は昨年も新型コロナウイルスの影響で中止としており、2年連続での中止となった。
文/バドミントン・マガジン編集部