7月29日に行なわれている東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)6日目は、女子シングルス決勝トーナメント1回戦を実施。山口茜は、韓国の金ガユンを2-0のストレートで下してベスト8入りを決めている。ここでは、試合後の山口のコメントを紹介する。
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■女子シングルス・決勝トーナメント1回戦
結果:金ガユン(韓国)に2-0で勝利!
――試合を振り返って
山口 まず勝ててよかったなという気持ちです。今日は予選リーグよりも、攻撃面やロブなどの上げるショットが思いきり打てる部分が多くなったと思います。特に変えたことはないのですが、昨日の試合は自分の中で納得できるプレーが少なかったので、思いきってやろうという気持ちを持って入れたのはよかったかなと。特にフットワーク、動きの部分はよくなったと実感できたので、そこはホッとした部分がありました。
――長身選手が相手でしたが、どのような対策を講じたか
山口 カウンターを取られないように、少し高さを意識して入りました。でも、気持ちに余裕がない中で急いで打ってしまったり、足りないところがありました。明日の相手に対しても、高さを使ったり、思いきりが必要になると思うので、より意識してやりたいです。
――プサルラ選手に対して、どのように向かっていくか
山口 長身の選手で、もちろんラリー力もありますが、特に攻撃力が武器だと思うので、そこに対して怖がり過ぎず、積極的にいけたらと思います。
――昨日、桃田選手が思わぬ形で負けたことに対して感じたことは
山口 勝負の世界なので、どれだけ準備してきても勝ち負けはつくもので…。もちろんビックリはしましたが、そういうことはあるので、自分にもチャンスはあると思うし、逆にとらえることもできると思うので、1試合、1試合集中してやっていきたいです。
――他の競技から刺激を受けたり、印象に残ったものは
山口 結果は見ているのですが、プレーとかインタビューは、あまり見られていなくて…。でも、自分より若い選手がたくさんメダルを取っていると思うので、自分も負けずに、元気にやれたらいいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images