7月27日に行なわれた東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)4日目は、各種目の予選リーグを実施。男子ダブルスに登場した遠藤大由/渡辺勇大は、デンマークペアをストレートで退けて3連勝を飾り、B組1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。ここでは、試合後の2人のコメントを紹介する。
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■男子ダブルス・予選リーグ(グループB)
初戦結果:ラスムセン/アストルップ(デンマーク)に2-0で勝利
遠藤 リーグ2戦目のロシア戦では自分たちらしいプレーができなかったのですが、今日は出だしから高いロブを使って、自分たちのプレーを自分たち自身に慣れさせようと思っていたので、今日はそれを実行できてよかったかなと思います。
(リオ五輪の時のベスト8に、まず並んだことについて)渡辺選手と組み始めた時から、リオ以上の結果を出そうではなく、目標は金メダルだったので、ベスト8に入ったことについてはあまり意識していないです。
(予選リーグ1位通過について)決勝トーナメントでは他のリーグの2位ペアと当たりますが、決して2位の実力じゃないペアばかりですので、自分たちが1位通過だからとふんぞり返らずに、しっかり準備することが一番大事かなと思います。(明日は試合がないが、準備で心がけることは)僕の場合は、明日試合だって気持ちを入れるとナーバスになりすぎて試合に影響しますので、明日は明日でしっかりリフレッシュしたいと思います。
渡辺 これまでと同じようにしぶとくラリーできて、それがポイントになってくれたことが多かったですし、相手が決め急いでくれたのもラッキーなポイントでした。ただ、点差以上にすごくタフなゲームで、自分たち自身、すごく頭を使いましたし、苦労したゲームでした。
(予選リーグ1位通過について)まだまだ勝ちたいなという欲がありますし、勝利することによっていい流れが自分たちに来ていると思うので、これを続けられるように準備するだけだなと思います。まずは一つひとつなので、次も勝ちます。
(準備で心がけることは)僕は明日試合がありますが、(混合複の)1試合だけなので、試合が終わったら、遠藤さんをマッサージしてあげたいなと思います!
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images