7月24日に開幕した東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森総合スポーツプラザ)初日は、各種目の予選リーグが行なわれた。オリンピックは朝昼のデイセッションと夜のナイトセッションに分かれて実施され、ナイトセッションの第1試合に女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那が登場。松本/永原は世界女王の貫禄を示して2-0で勝利。五輪初勝利を飾った2人のコメントを紹介する。
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■予選リーグ(グループB)
初戦結果:ハニー/ホスニー(エジプト)に2-0で勝利
松本 初戦でしたが、自分たちらしく、少しの緊張感を持ちながらオリンピックという舞台を楽しむことができたのかなと思っています。この状況下でオリンピックが開催できたというだけで、自分たちはすごい喜びを感じています。無観客は本当に残念ですが、テレビ越しに自分たちを応援してくれる方々もいる。その方々に自分たちの戦っている姿をしっかり届けられればいいなと思っています。
(コートに立ったときは)1年越しのオリンピックがやっときたなという感じで、ずっとワクワクしていた気持ちを今日やっと出せました。しっかりオリンピックという舞台を肌で感じることができました。
永原 オリンピックという舞台で初めての試合で、試合に入る前は緊張していました。でも、この試合をすごく楽しみにしていたぶん、2人で楽しんで試合ができて、今日はいいパフォーマンスが出せたかなと思います。
まずはこの大会を開催していただいたことに感謝しています。無観客ではありますが、会場にいない方々にもしっかり自分たちの戦いを届けられるように頑張りたい。この舞台で戦うことをずっと夢見てきて、この試合を楽しみにしてきて、コートに立ったときはそういう気持ちもありました。いい緊張感で試合を楽しむことができているので、明日も引き続き、コートに入ったら試合を楽しみたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部