7月21日(水)にバドミントン・マガジン8月号が発売されました! 今回も特集や企画の内容などを、数回に分けて紹介しています。
【特別企画】
シングルスを極めろ!
対戦相手別・勝つための戦い方
解説/坂井一将
今月の特別企画のテーマはシングルス。金沢学院クラブのエースであり、金沢学院大学の監督も務める坂井一将選手が、“勝つための戦い方”を教えてくれました。対人競技であるバドミントンで勝つためには、対戦相手の特徴を理解した上で、いかに戦うかが重要となります。そこで今回は、相手を以下の3つのタイプに分けて、それぞれの“戦い方”を教えていただきました。
①スマッシュが得意な相手
②動くスピードが速い相手
③レシーブ力が高い相手
戦術だけでなく、技術ポイントも細かくレクチャー。勝つための極意や、これまでの経験を生かした有効な攻略法は必読です!
坂井選手は以前から、大学生や高校生の試合を見ながら「これがダメならこう戦おうという引き出しが少ない」と感じていたそうです。自分のやりたいプレーができない時、通用しない時に、戦術を変更できない。そのため、相手のペースとなり、突破口を見いだせずに負けてしまう選手を多く見てきたと言います。
「今回の企画が、読者の方々の引き出しの一つとなり、突破口を見出すためのきっかけになればうれしいです」と坂井一将選手。シングルスで勝ちたいと願う皆さん、ぜひこの企画を読み込んで、レベルアップにつなげてください!
【担当者メモ】
今年の日本ランキングサーキットで男子シングルス3位となった坂井選手。2019年の夏に日本ユニシスから古巣の金沢学院クラブに移籍し、20年からは、金沢学院大学の監督も務めています。現在31歳。大学生の指導も行なうため、自身の練習時間に限りはありますが、ランキングサーキットで見せた強さは健在。その強さの秘密の一つが、“引き出し”の多さ、相手によって戦い方を変えられるところでしょう。
その戦い方の一部を今回、教えてもらったわけですが、途中で「ここまで教えたら俺、勝てなくなるかな(苦笑)」と不安を吐露するほど、バドマガ読者のレベルアップのために力を貸してくれました。ただ最後には、「いや、どんな対策をされても、勝ちますよ!」と力強く宣言。対策し、対策される中でも、やはり“勝ちたい”という気持ちの強さも大事ですよね。
選手と監督、二足のわらじを履く坂井選手の今後の活躍にも注目です!
ベースボール・マガジン社 販売部
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文/バドミントン・マガジン編集部