4月、入学や就職など新たな生活がスタートしたという人も多いのではないでしょうか。
バドミントン・マガジン5月号では、バドミントン界で新たな一歩を踏み出したばかりの人にスポットを当てました。2月末に現役引退を発表した與猶くるみさんにインタビュー。引退を決めた経緯、選手時代の思い出、そして新たな生活について聞きました。
また、モノクロページでは、毎年恒例となっている『全国有力選手進路情報』&『実業団引退選手情報』を掲載。気になる選手の動向をチェックするのに最適な情報となっています。
與猶くるみさんは、1歳年上の福万尚子さんとのペアで、2015年世界選手権で銅メダルを獲得。この二人といえば……、リオ五輪出場を争うレースの最終戦となったアジア選手権、勝てば五輪出場がかなうという決勝。タカマツペアと争った末に、夢破れたシーンを覚えているファンも多いのではないでしょうか。
当時を振り返って、「周囲の人たちは“最後の試合を勝てればね”とおっしゃってくれるんですけど、レースは1年間あったわけですから、そこまでで勝てなかった私たちが悪いんです」と冷静に話す與猶さん。実際、「オリンピックは行けたらいいなとは思ったけれど、実際には自分がその舞台に立つことは想像すらできなかったんです」と言います。
そんな大きな野望も欲もなかったという與猶さんですが、高校卒業後、社会人として10年トップレベルでプレー。周囲からは「與猶がここまで続けるとは思わなかった」と驚かれるそうです。なぜ、実業団のトップレベルで、ここまで続けることができたのか。どうモチベーションを保ったのか。詳細はぜひ本誌インタビューをご覧になっていただければと思いますが、移籍やケガといった転機があったことが大きかったのだそうです。
現在、ヨネックス名古屋支店で勤務する與猶さん。現在の仕事や、バドミントンへの思いも語ってもらいました。
また、今月は、バドマガ読者の皆さんが注目している選手の進路情報も編集部で独自調査を行ない、掲載しています。ぜひチェックしてください!
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文/バドミントン・マガジン編集部