3月23日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。先週、開催された全英OP(Super1000)のポイントが加算され、各種目の上位陣にも変動があった。
【男子シングルス】
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1年2カ月ぶりの国際大会となった全英OPでは、準々決勝敗退となった桃田賢斗(上写真)。大きなポイントは獲得できなかったが、10万ポイント超えで1位をキープしている。2位は全英OP準優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク)、3位はアンダース・アントンセン(デンマーク)、4位はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)が続いている。
桃田を倒して優勝まで駆け上がったリー・ジジャ(マレーシア)は、1万2000ポイントを加算して、2ランクアップの8位に浮上している。
日本勢では、全英OPベスト8に入った常山幹太が、一つ順位を上げて13位。全英初出場で、世界ランク2位のビクター・アクセルセン(デンマーク)から1ゲームを奪った渡邉航貴は、2ランクアップの39位となった。
【女子シングルス】
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全英OPを欠場している戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が、10万ポイント超えで1位をキープしている。全英OPで5年ぶりの全英優勝を果たした奥原希望(上写真)が、キャロリーナ・マリーン(スペイン)を86ポイント上回って3位(9万5886ポイント)に浮上した。奥原と2位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)との差は579ポイントと、2〜4位は大混戦。5位につける山口茜(8万7400ポイント)は、少し差を詰めておきたいところだ。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO