10月25日に開催されたフランスOP(パリ・SS)最終日は、各種目決勝が行なわれた。
男子シングルスは元世界ランク1位のリー・チョンウェイが、スーパーシリーズで久々の優勝を飾った。チョンウェイは昨年の世界選手権でのドーピング疑惑が浮上、BWFから8カ月の出場停止処分を受けていた。五輪レース開始となる5月から本格的に復帰しUSOP(GPG)などで優勝をしていたが、SSではなかなか頂点に立てず悔しい思いが続いていた。現在世界ランク19位のチョンウェイだが、この優勝でさらなるランクアップが望める。男子シングルスの上位争いも、ますます激化しそうだ。
男子ダブルスでは柳延星/李龍大(韓国)が4連続Vを達成。女子ダブルスは中国同士の決勝となり、若い湯金華/黄雅瓊が初の頂点に立った。混合ダブルスは韓国の高成炫/金荷娜が優勝を飾っている。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−13、21−18〕0●周天成(台湾)47分
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−18、21−10〕0●王適嫻(中国)45分
【男子ダブルス】
柳延星/李龍大(韓国)②〔21−14、21−19〕0●ピーターセン/コールディング(デンマーク)56分
【女子ダブルス】
湯金華/黄雅瓊(中国)②〔21−13、21−16〕0●駱贏/駱羽(中国)53分
【混合ダブルス】
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−10、15−21、21−19〕1●ヨルダン/スサント(インドネシア)68分