新型コロナウイルス感染の注意喚起が必要な中、私たちはようやく取り戻した日々の練習や活動も維持していきたいところです。今回、編集部が紹介するのは、スポーツ用品メーカーD&Mのランナーマスク。
バドミントンでもその快適さが感じられるのか、藤本ホセマリ氏の千葉県市原市の講習会で参加者に試してもらいました。
バドミントンシーンで特に活用が期待されるのは、練習前の体操やランニング、 練習後のクールダウン時。エチケットとして今も多くのプレーヤーがマスクを着用しているが、D&Mのマスクなら息苦しくないのがうれしい
コロナ禍で体育館での練習シーンにも変化が生じている。コート外の待機時やウォーミングアップ、クールダウンでマスクを着用するのは今やエチケットとなっている。さすがに激しく動くプレー時に、マスクを着用するかどうかは自己判断の範疇だが、迷いや不安を感じている人は少なくないだろう。
この夏、ランナーのマナーとしてマスク着用が呼びかけられたのが記憶に新しいが、ランナー用に開発された高機能マスクがバドミントンシーンにも有効なのではないか。ということで、本誌ではプロバドミントントレーナーの藤本ホセマリ氏の協力を得て、藤本コーチの講習会参加者にD&Mが開発したランナー用マスクを着用してのプレーを試していただいた。
D&Mは、老舗サポーターメーカーとして知られるが、マスクにそのノウハウを凝縮。激しい運動をしても快適でフィット感に優れ、呼吸がしやすい運動時に最適なマスクを開発した。
藤本ホセマリコーチ
コート内外での運動時に適していると感じました
「実際、コートの中でのパターン練習などを行なう際に着用したまま動きましたが、呼吸のしやすさはすごく感じましたね。日本バドミントン協会のガイドラインはじめ、さまざまなケースを見ても、コートの中でプレーする時にマスクをする必要はないことは明らかになっていますが、それでも一般プレーヤーなど練習時の感染予防でマスクを着用したいという人は多いと思います。また、コート内ではマスクを外していても、ウォーミングアップやクールダウン、コートサイドでの待機時にはマスクは必要になってきます。このマスクはランナー用に開発されたということなので、バドミントンでもコート外での運動時や自主トレ時の着用に非常に適しているなと感じました」
メガネが曇らない 浅野志津香さん(50代) 「息苦しさが全然ないです。私はメガネをしているのですが、運動時にメガネをして普通のマスクをすると、すぐに曇っちゃうので、結局マスクを外してしまっていました。このマスクは曇らないので、着けたまま体を動かせていいですね」
肌感がさらっとしている 岩月かおりさん(50代・右) 池田恵美さん(40代) 「すごく呼吸がしやすかったです。いつもマスクを着けるときは鼻を外してしまうんですが、これはそうしなくても着けていられるのがいいですね。違和感なくプレーできました」(岩月さん) 「いつもバドミントンをするときは、スポーツ用と謳っているウレタン素材のものを使っているのですが、呼吸がしづらく、汗でベチャベチャになっちゃっていたんです。このマスクは鼻の呼吸がしやすいですし、汗をかいても感触がさらっとしているのがいいですね」(池田さん)
長時間着けても呼吸が楽! 鈴木まり子さん(50代・左) 鈴木正美さん(50代) 「私は汗っかきなので、クラブで練習するときはプレー前の体操ではマスクを着用していますが、その後はいつも外していました。このマスクは、プレー中にもずっと着けていられるし、楽。ゲーム練習でも、このまま着用できそうですね!」(まり子さん) 「マスクをこんなに長時間着用したまま運動したことはありません。呼吸はほかのマスクと比べ物にならないくらい楽ですね」(正美さん)
息苦しくなくゲーム練習も! 山上秀美さん(50代) 「このマスクを着用したままゲーム練習をしましたが、息苦しさがなくて、最後まで着けたままでした! いつもは最初の準備体操だけマスクを着けていて、結局、プレーが始まったら外してしまうのですが、今日は最後まで着けたまま。ゲーム練習も3ゲームやったんですけど、着用したまま違和感なくできて、自分でもびっくりです!」(山上さん)
ランナーマスクの詳細・ご購入はこちらから
お問い合わせ先 株式会社D&M
Tel03-5643-5640
https://www.dmsupporter.jp
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/高原由佳