9月23日(水)にバドミントン・マガジン10月号が発売されました。ここでは、10月号に掲載されている、ダブルスをワンランクアップさせたいプレーヤーに向けた企画をご紹介します。
スポーツの秋! 皆さんも体育館でバドミントンを楽しんでいることでしょう! 一般プレーヤーがプレーする機会が多いのは、なんといってもダブルスではないでしょうか。ダブルスでは、サービスまわりが非常に重要かつ難しいもの。そこで、バドミントン・マガジン10月号では、全日本社会人のダブルスで優勝するなど実業団選手として活躍し、第一線を離れた現在もシニアの全国大会で活躍を続ける福井剛士さんに、サービスまわりの戦術と技術、考え方を教えてもらいました。
福井さんいわく、サービスまわりは、「相手との駆け引き」。サービスを打つ技術としては、もちろん「いいサービス」を打つ必要がありますが、重要なのは「浮かせない」というテクニック以上に、リズムやタイミングを変えて、相手に的を絞らせないこと。それが駆け引きであり、「いいサービス」につながるそうです。ネットぎりぎりに打たなければいけないと思うと自分にプレッシャーがかかってしまいますが、大事なのは「いかに相手を前に来させないか」なのです。
サービスのコースに関しては、センターライン寄り、相手コートの真ん中、サイドライン寄りと3カ所ありますが、「相手の的を絞らせないようにと打ち分ける必要はありません」と福井さん。相手の裏をかくつもりでコースを散らせることで、自分のパートナーと共通のイメージを持てなくなるよりは、8割から9割を同じコースに打って、パートナーとともに相手の返球コースをしっかりイメージできたほうが戦いやすいのだそう。さて、オーソドックスなサービスのコースとは……? もうお分かりですね!
10月号では、こうした「ダブルスのサービスまわり」に関する考え方から、実際の右サイドおよび左サイドのサービスから3球目までの展開と、局面ごとのポイントを実演&解説してもらっています。
ぜひ、この秋、あなたのダブルスプレーをワンランクアップしてください!
ベースボール・マガジン社 販売部
(0120‐911‐410)
文/バドミントン・マガジン編集部