サプライズ登場に涙を流す部員も
10月5日、NMB48のチームNキャプテンとして、またAKB48のチームKメンバーとして活躍中の “さや姉”こと山本彩さんが、大阪の金蘭会高等学校・中学校バドミントン部の1日マネジャーに挑戦した。山本さんはミズノが全国の部活生を応援するキャンペーン「ミズノ部活応援宣言!」のイメージキャラクターを務めており、その一環として行なわれたものだ。
今回の企画の応募者である、同高3年の小山奈穂さんと木村理瑚さんにさえ知らされていなかったサプライズ訪問に、山本さんの姿を見た部員たちは、しばし目がテン…。次の瞬間、大歓声が上がり、感激のあまり泣き出す子もいた。とくに山本さんのことを「人類の中で一番、尊敬している人」と表現した小山さんはずっと興奮状態。憧れの人を見つめる目の中には“星”がきらめいていた。
スポーツ好きで知られる山本さんだが、「バドミントンはほぼ初めて」とのこと。マネジャーとして手投げノックでシャトルを投げたり、フリーノックではメガホンを手に大きな声を出して練習を盛り上げたりした。また、自らもラケットを持ってシャトルを打ち、「もっと簡単かと思っていた。一気にハマっちゃいました。メンバーとやりたい」と感想を語った。
練習後は山本さんから部員一人ひとりに記念のTシャツがプレゼントされ、集合写真も撮影。部員たちからは「シャンプーは何を使っていますか?」「ボディソープは?」といった女の子ならではの質問も飛び、終始なごやかなムードのなか、マネジャー体験は終了した。
「シャトルを打つとき、一人ひとりが『お願いします』と。礼儀正しさがすがすがしくて、カッコよかった。私たちもそういう意識でやっていきたいです」
山本さんは今回の経験をNMB48やAKB48でも生かしていきたいという。
取材・文/岡部充代