日本中学生バドミントンフェスティバル〜Remember2020(福島県ふたば未来学園中・高校)は6日、各種目の個人戦がスタート。男女単複ともに準々決勝まで行なわれ、それぞれベスト4が出そろった。ここでは、女子のダイジェストをお伝えする。
※本イベントは、全国大会の代替として企画された『日本中学生バドミントンフェスティバル〜Remember 2020〜(会場・栃木県大田原市)』が開催4日前に急遽中止になったことに伴い、規模縮小と会場変更をしながら実施された交流会。
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【女子シングルス】
女子シングルスには、ジュニアナショナルメンバー8人が出場。ハイレベルな戦いがくり広げられた。団体戦では調子が上がらず敗戦も喫した第1シードの石岡空来(ふたば未来学園中3年)は、3試合ストレート勝利で準決勝進出。準々決勝では、団体戦決勝で打ち切りとなった小原未空(埼玉栄中3年)と再び対戦。24-22、21-15で決着をつけた。
高津愛花(埼玉栄中2年)は、ジュニアナショナルメンバーの樋口吹羽(ふたば未来学園中2年)に勝利。第1ゲームを失うもファイナル勝負に持ち込み、15-9とリードしたところで、試合中に足を滑らせていた樋口が途中棄権。高津は2年生として唯一、ベスト4進出を果たした。第2シードの遠藤美羽(栃木3年)、第3シードの曽雌玲那(同)は、そろって準決勝へ。栃木勢がベスト4のうち2枠を占めている。
【女子ダブルス】
女子ダブルスは、ふたば未来学園中と青森山田中が2ペアずつ、ベスト4進出を果たした。ふたば未来学園中の堀小雪/須藤海妃(3年)は、持ち前のスピードとパワー全開で準決勝へ。姉妹ペアの山北奈緒/山北眞緒(3年/2年)は、初戦を21-17、16-21、21-15で勝ちきると、準々決勝はストレート勝利を収めた。
青森山田中の小山未來/広瀬万倫(3年/2年)は、第2シードの橋村羽奏/櫻井優香(埼玉栄中3年)にストレート勝ち。右左ペアの清瀬璃子/藤井史穂(3年)は、対戦相手の棄権が続いて調整が難しい中、きっちり勝ってベスト4進出を決めた。
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★フェスティバルの熱戦の模様は、8月21日(金)発売の『バドミントン・マガジン』9月号でも紹介します。
文/平田美穂
写真/菅原淳、黒崎雅久