【イベント情報】『日本中学生フェスティバル』で中学生たちが躍動!

8月4日に日本中学生バドミントンフェスティバル~Remember 2020~(福島県・ふたば未来学園中学校・高等学校体育館)が開幕した。このイベントは、新型コロナウイルスの影響により夏の地区大会・全国大会が中止となった中学生のために、指導者たちが中心となって企画した交流試合(主催者のインタビューはこちら)。イベントは4日間に渡って開催され、前半の2日間で男女団体戦、後半の2日間で男女個人シングルス・ダブルスを実施する。

感染拡大を受け、イベント直前に開催地が栃木県から福島県に変更。出場を見送ったチーム・選手が多く出たものの、東日本のチームが中心となって今回のフェスティバルに参加し、中学生たちが久しぶりの他校との試合で生き生きとした表情を見せた。ここでは、初日に行なわれた団体戦のダイジェストをお伝えしよう。

日本バドミントン協会発表のガイドラインを参考に感染症対策を実施して開催。参加者には、2週間前からの検温を義務付け、試合以外でのマスクの着用、こまめな手指の消毒などを呼びかけている

【男女団体戦】

男子団体は7チームが参加。AとBの2つのブロックに分かれてリーグ戦を行ない、各リーグの1位が優勝決定戦に進出する(試合は2複1単。チーム構成は同一校もしくは県選抜)。

大会初日は全チームが登場。Aブロックは2試合、Bブロックは3試合が行なわれた。Aブロックでは、昨年の全中覇者・ふたば未来学園Aが神奈川選抜を相手に3-0で勝利。キャプテンの関根翔太や、全日本ジュニアチャンピオンの谷岡大后らを中心に危なげない試合運びを見せた。同リーグの埼玉栄Bも神奈川選抜に勝利し、リーグ突破に向けて好スタートを切っている。

ふたば未来の関根キャプテン(左は江田和博)は、「久しぶりにライバルとかに会えてうれしい。優勝したい気持ちもありますが、元気に笑顔でやっているプレーを見てもらえるように頑張りたい」と意気込む

4チーム構成のBブロックは、埼玉栄Aとふたば未来学園Bが2連勝の好スタート。ともに青森山田と茗溪学園(茨城)の挑戦を3-0で退けた。明日はこの2校の直接対決により、決勝進出チームが決定する。

埼玉栄Aのエース・沖本優大

10チームが参加する女子団体は、A~Dの4つのブロックに分かれてリーグ戦を実施。男子同様、各リーグ1位が決勝トーナメントに進出する。初日は2試合が行なわれ、Bブロックでは青森山田と埼玉選抜が激突。青森山田が3-0で勝利を飾った。Cブロックでは、埼玉栄が福島選抜を3-0のストレートで退け、決勝トーナメント進出に向けて弾みをつけた。

イベント2日目は、残りのリーグ戦と決勝トーナメントを実施。フェスティバルのチャンピオンが決まる。

シングルスで2-0のストレート勝ちを収めた青森山田の横内美音

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳、黒崎雅久

投稿日:2020/08/04
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