【全英OP2020】「相手は一番気持ちが入っていて、いままでより一番いいプレーを出してきた(髙橋)」<準決勝:選手コメント-2>

3月14日に開催されたBWFワールドツアー・ヨネックス全英OP(バーミンガム/Super1000)4日目は、各種目の準決勝が行なわれた。ここでは、試合を終えた選手らのコメントを紹介しよう。

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髙橋礼華/松友美佐紀(写真手前)
準決勝:福島由紀/廣田彩花に12-21、12-21で敗戦

髙橋礼 昨日(準々決勝)の試合を勝ち、一つの山を越えてホッとした気持ちがありました。体がうまく動かず、かみ合わなかったので、それ(気持ち)をプレーに出すことができませんでした。相手は、これまで対戦してきた中で、一番気持ちが入っていて、いままでよりいいプレーを出してきたと思います。うまく対応できませんでした。でも、昨年は1回戦負けでしたが、今年は中国のペアにも勝って準決勝のコートでプレーできたことはよかったです。

(大会の中断を受けて)昨日の時点で“これが最後かもしれない”と思い、その気持ちでコートに入りました。今後、アジア選手権がどうなるかもわからないですし、レースのポイントがどうなるかもわかりません。ここまで2人でたくさんの試合をして、たくさん負けて、たくさんは勝って……いないかなと思いますけど、たくさん負けて悔しい思いもして、多分、良いことばかりではなかったと思います。でも、最終的に自分たちは(リオの)オリンピックで金メダルを取って、いい思いができたので…。今後は、どうなるかわからないですけど、まずはゆっくり休んで、考えたいです。

松友 レースがどうこうというより、この全英OPは、自分たちにとってはいろいろなことを経験させてもらった大会で、たくさん成長させてもらいました。本当に、思い出深い大会です。2016年に優勝してからは、あまりいい成績を残せなかったのですが、久しぶりにセンターコートで試合をできたのは、よかったと思います。

取材/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2020/03/15

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