12月11日に開幕するBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)の組み合わせ抽選会が、9日に行なわれた。
2019年に開催されたBWFワールドツアーの獲得ポイントの順位で出場者が決まるWTファイナルズは(アジア選手権やスディルマン杯などのポイントは対象外)、各種目のランク上位8名/ペアに出場の権利が与えられる(世界選手権優勝者にも付与)。1カ国・地域から最大2名/ペアが出場できるが、日本からは5種目に合計12名が参戦。週末のJTB S/Jリーグ2019に出場した選手もいるなか、ワールドツアー年間王者が決まるファイナルズの過酷な勝負に挑むことになる。
WTファイナルズは、2つの予選リーグ(各4名/ペア)の上位2選手/ペアが決勝トーナメントに進出。準決勝、決勝と勝ち抜いた者が、年間王者の栄光を手にすることができる。日本は過去に女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀(2014、18年)、米元小春/田中志穂(2017年)、男子シングルスの桃田賢斗(2015年)、女子シングルスの奥原希望(2015年)、山口茜(2017年)が頂点に君臨しているが、今季は五輪レースにも直結する高ポイント獲得を念頭に入れながら、各選手たちが優勝をめざすことになる。
各種目の予選リーグの組み合わせは以下の通り。
WTファイナルズ2019のグループリーグをテレ朝chで放送!
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■男子シングルス
◎グループA
桃田賢斗(日本)
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
王子維(台湾/ワン・ツーウェイ)
アンダース・アントンセン(デンマーク)
◎グループB
周天成(台湾/チョウ・ティエンチェン)
諶龍(中国/チェン・ロン)
ビクター・アクセルセン(デンマーク)
アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
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■女子シングルス
◎グループA
陳雨菲(中国/チェン・ユーフェイ)
山口茜(日本)
何冰嬌(中国/へ・ビンジャオ)
プサルラ・V.シンドゥ(インド)
◎グループB
ラチャノック・インタノン(タイ)
奥原希望(日本)
戴資穎(台湾/タイ・ツーイン)
ブサナン・ンバルンパン(タイ)
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■男子ダブルス
◎グループA
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)
園田啓悟/嘉村健士(日本)
李俊慧(中国/リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)
遠藤大由/渡辺勇大(日本)
◎グループB
セティアワン/アッサン(インドネシア)
王齊麟(台湾/ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)
盧敬堯(台湾/ルー・チンヤオ)/楊博涵(ヤン・ポーハン)
アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)
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■女子ダブルス
◎グループA
福島由紀/廣田彩花(日本)
陳清晨(中国/チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)
ポリイ/ラハユ(インドネシア)
李茵暉(中国/リ・インフイ)/杜玥(ドゥ・ユエ)
◎グループB
松本麻佑/永原和可那(日本)
金昭英(韓国/キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
李紹希(韓国/イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)
■混合ダブルス
◎グループA
デチャポル/サプシリー(タイ)
王懿律(中国/ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)
徐承宰(韓国/ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン)
チャン・ペンスン/ゴー・リューイン(マレーシア)
◎グループB
鄭思維(中国/ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)
ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)
ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)
渡辺勇大/東野有紗(日本)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO