10月23日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(Super750)2日目は、各種目1回戦の残り半分が行なわれた。
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男子シングルスは桃田賢斗(上写真)、西本拳太、常山幹太が1回戦に登場。桃田は台湾の2番手・王子維(ワン・ツーウェイ)とファイナルゲームにもつれた試合を制して2回戦へ。西本もインドのサミール・バラマと84分の持久戦をモノにして、1回戦を突破した。常山は香港選手を2−0で下している。
男子ダブルスは、前日の園田啓悟/嘉村健士の勝利に続き、遠藤大由/渡辺勇大、井上拓斗/金子祐樹(上写真・右)がそれぞれ白星をつかんだ。井上/金子はロシアの長身ペアにファイナルゲーム20オールとなったものの、接戦を23-21で制しての辛勝。遠藤/渡辺は2−0のストレートで2回戦に進出している。保木卓朗/小林優吾は、デンマークのアストルップ/ラスムセンに第1ゲーム20-22で落とすと、第2ゲームも14本で敗れて初戦敗退となった。
女子シングルスでは、奥原希望が中国の若手選手を15本、11本で退けて2回戦に進出。4大会連続で初戦負けを喫している山口茜(上写真)は、髙橋沙也加との日本人対決を2−0で制して、7月末のジャパンOP優勝以来となる白星を手にしている。大堀彩はデンマーク選手にファイナルゲーム19本で屈し、初戦敗退に終わった。
女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花がそれぞれ韓国ペアと対戦。髙橋/松友は、デンマークOP優勝の鄭景銀(ジュン・キュンユン)/ベク・ハナをきっちり2−0で抑えて勝利を手にし、福島/廣田も張藝娜(ジャン・イェナ)/金慧麟(キム・ヘリン)をストレートで退けた。混合ダブルスは保木卓朗/永原和可那が2−1でドイツペアを下して2回戦へと勝ち進んでいる。
1回戦の結果、2回戦の対戦カードは以下の通り。
▼1回戦(10月23日)
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔15−21、21−15、21−16〕1●王子維(台湾)79分
西本拳太②〔20−22、21−18、21−18〕1●サミール・バラマ(インド)84分
常山幹太②〔21−15、21−7〕0●黃永棋(香港)37分
【女子シングルス】
奥原希望②〔21−15、21−11〕0●韓悦(中国)36分
大堀彩●1〔19−21、21−14、21−19〕②リーネ・H・カエスフェルト(デンマーク)64分
山口茜②〔21−12、21−17〕0●髙橋沙也加34分
【男子ダブルス】
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−17、21−13〕0●エリス/ラングリッジ(イングランド)50分
保木卓朗/小林優吾●0〔20−22、14−21〕②アストルップ/ラスムセン(デンマーク)47分
井上拓斗/金子祐樹②〔16−21、22−20、23−21〕1●イワノフ/ソゾノフ(ロシア)75分
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−15、21−14〕0●鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)56分
福島由紀/廣田彩花②〔22−20、21−10〕0●張藝娜/金慧麟(韓国)42分
【混合ダブルス】
保木卓朗/永原和可那②〔23−25、21−19、21−19〕1●ザイデル/エフラー(ドイツ)60分
▼2回戦(10月24日)
【男子シングルス】
桃田賢斗 ― H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)
西本拳太 ― アンダース・アントンセン(デンマーク)
常山幹太 ― ビクター・アクセルセン(デンマーク)
【女子シングルス】
奥原希望 ― キャロリーナ・マリーン(スペイン)
山口茜 ― ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士 ― 王齊麟/李洋(台湾)
遠藤大由/渡辺勇大 ― 井上拓斗/金子祐樹
【女子ダブルス】
松本麻佑/永原和可那 ― レフィール/トラン(フランス)
髙橋礼華/松友美佐紀 ― G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
福島由紀/廣田彩花 ― 董文静/馮雪穎(中国)
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗 ― タベリング/ピキ(オランダ)
保木卓朗/永原和可那 ― ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO