10月15日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オデンセ/Super750)初日は、各種目1回戦の半数が行なわれた。
日本国内での台風の影響により、現地への到着が予定より遅れた日本勢。初日は5種目に登場したが、ランキング上位者・ペアが黒星を喫するなど厳しいスタートとなった。
男子シングルスは前回大会で優勝を飾った桃田賢斗が、香港選手を2−0で下して1回戦を突破。女子シングルスの奥原希望(上写真)もタイ選手を2−1で制し、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那、混合ダブルスの保木卓朗/永原和可那らも白星をつかんで2回戦に進出している。
一方、女子シングルスの山口茜は、香港の張雁宜(チュン・ガンイ)に19本、18本で惜敗したほか、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀も、タイのサプシリー/プティタとファイナル勝負の末に敗戦。初戦突破はならなかった。また、世界選手権・男子ダブルス銀メダルの保木卓朗/小林優吾もイングランドペアに0−2で敗れている。
日本選手の結果と16日の対戦カードは以下の通り。
▼1回戦(10月15日)
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔21−15、21−17〕0●黃永棋(黃永棋)46分
【女子シングルス】
山口茜●0〔19−21、18−21〕②張雁宜(香港)42分
奥原希望②〔18−21、21−9、21−16〕1●ブサナン・ンバルンパン(タイ)63分
【男子ダブルス】
保木卓朗/小林優吾●0〔14−21、17−21〕②ラーン/ベンディ(イングランド)35分
【女子ダブルス】
松本麻佑/永原和可那②〔25−23、21−18〕0●ポンナッパ/レッディ(インド)
髙橋礼華/松友美佐紀●1〔12−21、21−17、17−21〕②サプシリー/プティタ(タイ)68分
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗●1〔19−21、21−13、19−21〕②ジケル/デリュー(フランス)63分
金子祐樹/松友美佐紀●0〔17−21、17−21〕②王齊麟/程琪雅(台湾)31分
保木卓朗/永原和可那②〔21−17、20−22、21−17〕1●アーマド/カンドウ(インドネシア)52分
▼1回戦(10月16日)
【男子シングルス】
常山幹太 ― サミール・バラマ(インド)
西本拳太 ― ビクター・アクセルセン(デンマーク)
【女子シングルス】
大堀彩 ― エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)
髙橋沙也加 ― サイナ・ネワール(インド)
【男子ダブルス】
井上拓斗/金子祐樹 ― ラムスフス/ザイデル(ドイツ)
遠藤大由/渡辺勇大 ― ボディン/ジョングジット(タイ)
園田啓悟/嘉村健士 ― 催率圭/徐承宰(韓国)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花 ― フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)
櫻本絢子/髙畑祐紀子 ― G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
【混合ダブルス】
権藤公平/栗原文音 ― チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO