7月21日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本は2種目で決勝に進出。決勝を戦った選手たちのコメントを紹介しよう。
山口茜
(プサルラ・V.シンドゥに2−0で勝利)
「攻撃が強い選手だと思うので、相手に攻撃させない展開がうまくできたと思います。試合中はミスをしてもあまり焦らずにできたと思うし、インドネシアの方がたくさん名前を呼んで応援してくれたので、楽しくできました。この大会では、だんだんいいプレーができてきたし、特に昨日の準決勝と今日の決勝でいいプレーできました。でも、この大会で終わらず、次にまた同じようなプレー、これ以上のプレーができるかが大切だと思います」
福島由紀(左)/廣田彩花
(髙橋/松友に2−0で勝利)
福島「自分たちが攻めの展開で、しっかりスピードを上げていけたのがよかった。悪かったのは2ゲーム目の10点あたりからで、迷いも少しあったし、お互いにズレている部分がありました。そこが反省点です。一つひとつを自分たちらしくやっていく中での優勝。今回の試合でかなり課題も見えたので、“なぜ勝てたのか”というところも突き詰めながらやっていきたいです」
廣田「1ゲーム目は自分たちが攻めたことで取れて、2ゲーム目はリードされたときに少し自分が崩れた部分がありました。福島先輩に支えてもらって、自分のプレーを取り戻しての優勝でした」
髙橋礼華/松友美佐紀(右)
高橋「3日前に2人とも体調を崩してしまい、そこから体の状態が十分ではなかったです。でも、できることを出したいと思っていました。2ゲーム目は勝っていたけど(17-10とリード)、五輪や世界選手権では逆転負けをされてはいけないと、あらためて思いました」
松友「相手の気持ちいいリズムになってしまった。今日は負けてしまったけど、昨日まででいい試合もたくさんあったし、もっともっと練習しないといけないと思いました」
写真/BADMINTONPHOTO