3月26日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。日本勢は、国際大会で好成績を残した若きB代表が順位を上げている。ここでは男女シングルスを紹介しよう。
【男子シングルス】
3月のドイツOP優勝(Super300)、全英OP優勝(Super1000)を飾った桃田賢斗(写真)が、唯一の10万ポイント超えで首位を独走している。2位はスイスOP(Super300)優勝の石宇奇(シー・ユーチー/中国)、3位は周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)と、アジア勢がトップ3を占めた。全英OP準優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク)が4位。そのほか、アンソニー・シニスカ・ギンティン(8位)、ベテランのトミー・スギアルト(9位)、そしてジョナタン・クリスティ(10位)とインドネシアの3選手がトップ10入りを果たしている。
日本勢は、全英OPベスト8の常山幹太が、2ランクアップの13位に浮上。2番手を守ってきた西本拳太(11位)に、順位もポイントも迫ってきた。同じ所属チームの二人による2番手争いは、目が離せない展開だ。
また、B代表の渡邉航貴もオルレアンマスターズ(Super100/フランス)を制したことで14ランクアップの64位、古賀穂が11ランクアップの79位に。国際大会で躍動する期待のホープたちが着実に順位を上げてきている。
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【女子シングルス】
全英OP準優勝の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が首位をがっちりキープ。2位は全英初制覇を遂げた中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/写真)が続く。日本のWエースである奥原希望は3位、山口茜は4位に位置している。
そのほかの日本勢は、3番手の髙橋沙也加が1ランクアップの11位。4番手の大堀彩が3ランクアップの19位と、それぞれ順位アップに成功。続く5番手は、5ランクアップで30位に浮上したB代表の川上紗恵奈。峰歩美も4ランクアップの33位に浮上した。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO