3月8日にが開催されたBWFワールドツアー・Super1000の全英OP(イングランド・バーミンガム)3日目は、各種目準々決勝が行なわれ、日本代表選手らが上位進出をねらい世界各国のトップランカーと対戦した。ここでは、選手のコメントを紹介しよう。
2日目の結果はこちら
3日目の結果はこちら
奥原希望(李雪芮に2−0で勝利)
「相手のショットがいいので、上げてきたのに対して自分がどうスピードをコントロールするかが今日の勝因になったと思います。(ここまですべてストレート勝ちで順調に見えるが)私の中では全然順調ではない。持っている課題をうまくクリアしながら、しのぎながら一戦一戦を戦っています。まだ納得していない部分もあるけど、初戦より昨日、昨日より今日とよくなっています」
米元小春(手前)/田中志穂
(プラディプタ/イスタラニに2−0で勝利)
米元「(第1ゲームは)中盤のイレブン以降、一気に点数を取られてしまいました。低い展開やサービスまわりで迷いながら、速く出してしまったときは相手の罠にハマっていたと思います。そこで一度大きい展開を心掛けましたが、それが(ラリーを制する)きっかけになった。2ゲーム目は攻撃の展開を増やしてくると思ったので、前衛にいれば落とす球、ロブとかハーフも使ってくると思ったけど、逆に相手もフォア奥を使って大きい展開にしてきました。私たちが連続した攻撃の中で後ろを打ってきたので、(コートの)奥を使いながらレシーブで我慢できたのがよかったです」
田中「相手は低い展開が得意、それにハマると抜けられなくなる。やはり大きい展開を心掛けました。(昨年敗退した準決勝を)抜けられるように頑張りたいです」
福島由紀(左)/廣田彩花
(G・ストエワ/S・ストエワに2−1で勝利)
福島「気持ちで守りに入らないように心掛け、自分からドライブだったり、意図を持って出していこうと意識しました。(過去の対戦と違って苦戦したが)すごく気迫というか、気持ちが伝わってきました。スマッシュ一つにしても気持ちの乗ったスマッシュだったし、最後まで諦めなかったのは今までと違うと感じました」
廣田「明日(の準決勝の相手)もドイツOPでは勝っているけど、向かってくると思う。向かい返す気持ちでやりたいです」
写真/BADMINTONPHOTO