10月19日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オデンセ・Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
3日目の結果はこちら
2ペアが勝ち上がった女子ダブルス。世界ランク1位の福島由紀/廣田彩花(写真右)はインドのポンナッパ/レッディと対戦し、2−0のストレートで勝利。36分のスピード決着で準決勝進出を決めた。もう一方の山では、米元小春/田中志穂が中国の李茵暉(リ・インフイ)/杜玥(ドゥ・ユエ/中国)を破りベスト4。福島/廣田はインドネシアペア、米元/田中は髙橋礼華/松友美佐紀を破った韓国ペアと決勝をかけて激突する。
3ペアが勝ち進んだ男子ダブルスは、園田啓悟(写真右)/嘉村健士と井上拓斗/金子祐樹の日本人対決を制した園田/嘉村が準決勝へ。韓国OP準優勝の保木/小林は、世界ランク1位のギデオン/スカムルヨ(インドネシア)に0−2で敗れてベスト8に終わった。
また、女子シングルスの奥原希望は、山口茜が屈したサイナ・ネワール(インド)と対戦するも、ファイナル勝負の末に敗戦。ベスト4入りはならなかった。
このほか、海外勢は男子シングルスで地元デンマークの若手、アンダース・アントンセンが、中国の新鋭・黄宇翔(ファン・ユーシャン)を下して準決勝に。周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)、スリカンス・キダムビ(インド)もベスト4に入った。男子ダブルスでは、ベテランのセティアワン/アッサン(インドネシア)がベスト4入りを決めている。
準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
周天成(台湾)②〔17−21、21−19、21−15〕1●孫完虎(韓国)76分
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−14、13−21、22−20〕1●黄宇翔(中国)69分
スリカンス・キダムビ(インド)②〔22−20、19−21、23−21〕1●サミール・バラマ(インド)78分
桃田賢斗②〔21−13、21−9〕0●コーシット・ペッパダブ(タイ)37分
▼準決勝
桃田賢斗 − スリカンス・キダムビ(インド)
周天成(台湾) − アンダース・アントセン(デンマーク)
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−13、12−21、21−9〕1●陳雨菲(中国)47分
サイナ・ネワール(インド)②〔17−21、21−16、21−12〕1●奥原希望58分
何冰嬌(中国)②〔21−13、21−16〕0●蔡炎炎(中国)31分
グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)②〔20−22、21−19、21−13〕1●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)64分
▼準決勝
戴資穎(台湾) − 何冰嬌(中国)
サイナ・ネワール(インド) − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−17、21−15〕0●保木卓朗/小林優吾30分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、27−25〕0●井上拓斗/金子祐樹52分
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−19、25−23〕0●韓呈愷/周昊東(中国)33分
ラングリッジ/エリス(イングランド)②〔16−21、21−16、22−20〕1●廖敏竣/蘇敬恒(台湾)81分
▼準決勝
園田啓悟/嘉村健士 − ラングリッジ/エリス(イングランド)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔21−14、21−12〕0●ポンナッパ/レッディ(インド)36分
米元小春/田中志穂②〔19−21、21−17、21−9〕1●李茵暉/杜玥(中国)80分
ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔18−21、21−18、21−19〕1●イストラニ/プラディプタ(インドネシア)80分
キム/コン(韓国)②〔21−17、21−9〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)39分
▼準決勝
福島由紀/廣田彩花 −ポリイ/ラハユ(インドネシア)
米元小春/田中志穂 − キム/コン(韓国)
【混合ダブルス】
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−14、17−21、21−12〕1●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)60分
アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔26−24、21−10〕0●クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)51分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−14、21−11〕0●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)37分
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−12、21−7〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)28分
▼準決勝
鄭思維/黄雅瓊(中国) − アーマド/ナトシール(インドネシア)
デチャポル/サプシリー(タイ) − 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO