7月29日に第24回世界選手権(中国・南京)に出場する選手らの代表記者会見が行なわれた。日本からは女子シングルスの前回王者・奥原希望が出席し、大会に向けての意気込みなどを語った。
−−多くの人が決勝進出の可能性が高いと思っている。そのことに対してどう思うか。
奥原 自分はまったくそう思っていないです。どのドローになっても厳しい戦いが続くと考えています。
−−(昨日)体育館で練習をしてみての感想は。風など、どう感じたか。
奥原 中国らしく会場がすごく広くて、風もあまり感じない印象を受けました。私のようなプレースタイルの選手は、前回のグラスゴーの試合と同じように、試合が長くなるんじゃないかなと予想しています。タフなゲームになることを覚悟して1試合1試合、入りたいと思っています。
−−昨年のグラスゴーで優勝したが、前回と何か違いはあるか?
奥原 私自身は変わったところはありません。ディフェンディングチャンピオンと言われているけど、ケガをしたこともあって、自分の中では王者として臨むというより、もう一度チャレンジャーとして臨みたいと思っています。
−−東南アジアの大会が続いてからの世界選手権。疲れもあるとは思うが、コンディションはどうか。
奥原 (東南アジア遠征の)3週間が終わったあと、代表合宿でもしっかり練習を積めたので、状態的も悪くはないかなと思っています。東南アジアでの3週間に比べると真逆の環境になるので、そこを修正して臨まないといけないと思っています。
世界バドミントン2018 CSテレ朝チャンネル2にて放送!詳しくはコチラ!
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/北川外志廣