【Super500】髙橋沙也加、櫻本&高畑が初優勝!<シンガポールOP>

7月22日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(Super500)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。

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※初日は日本選手が登場せず

最終日第3試合に組まれた女子シングルス。Super500での初優勝をめざす髙橋沙也加は、中国の成長株で今年のユーバー杯代表にも選ばれた高昉潔(ガオ・ファンジェ/中国)と対戦した。

序盤から互いに連続ポイントをつかむ接戦となった第1ゲームは、後半のシーソーゲームを髙橋が25-23で制す。第2ゲームは高昉潔が前半8−2で抜け出したものの、髙橋も7連続得点などで12-10とし逆転に成功。その後もポイントを重ねた髙橋が点差を広げ、終わってみれば21-14で髙橋が貫禄の勝利。Super500では初の優勝を飾った。

シンガポールOP2018
中国の若手を退けて頂点に立った髙橋沙也加

続く第4試合に登場したのは女子ダブルスの櫻本絢子/髙畑祐紀子と志田千陽/松山奈未。勝てばどちらもSuper500で初優勝となる戦いは、第1ゲーム志田/松山が先制ポイントをつかむ。しかし、第2ゲームは24−22で櫻本/髙畑が奪い返し、勝負の行方はファイナルゲームへ。すると、6−6から先に抜け出したのが櫻本/髙畑。5連続得点で11-6とし、その後も連続得点などでしっかりリードを保って21-13で勝利。Super300の大会では今季3大会優勝を誇る櫻本/髙畑が、ワンランク上の大会でもしっかり優勝を勝ち取った。

シンガポールOP2018
表彰台を独占した日本ペア。櫻本絢子/髙畑祐紀子(右端)は今季の好調ぶりをしっかり結果につなげた。また、志田千陽(左端)/松山奈未も初の準優勝
シンガポールOP2018
Super100から500までの大会で今季5度目の優勝

そのほか、台湾対決となった男子シングルスは、周天成が許仁豪を2−0で下してSuper500では2014年フランスOP(旧スーパーシリーズ)以来の優勝を遂げた。男子ダブルスは元世界チャンピオンのセティアワン/アッサン(インドネシア)が、中国の若手ペアを13本、19本に抑えてV達成。2015年SSファイナル優勝以来の頂点到達となった。混合ダブルスは、マレーシアのゴー・スンファット/ライ・シェボンジェミーが、インドネシアのアーマド/ナトシール(インドネシア)と下してSuper500以上の大会で初制覇を遂げている。

シンガポールOP2018
一時はペアを解消したセティアワン(左)/アッサン(インドネシア)だが、今年から再結成。久々の優勝を果たした
シンガポールOP2018
最近は混合ダブルスで層の厚さを見せるマレーシアから、ゴー・スンファット(左)/ライ・シェボンジェミーが頂点に

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

周天成(台湾)②〔21−13、21−13〕0●許仁豪(台湾)43分

【女子シングルス】

髙橋沙也加②〔25−23、21−14〕0●高昉潔(中国)47分

【男子ダブルス】

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−13、21−19〕0●欧烜屹/任翔宇(中国)30分

【女子ダブルス】

櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔16−21、24−22、21−13〕1●志田千陽/松山奈未70分

【混合ダブルス】

ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔21−19、21−18〕0●アーマド/ナトシール(インドネシア)36分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/07/22

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