7月12日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(バンコク・Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
5組が1回戦を勝ち上がった女子ダブルスは、2回戦でもすべてのペアが白星をつかみ、ベスト8進出を決めた。準々決勝では北都銀行のチームメイトである米元小春/田中志穂と松本麻佑/永原和可那が激突。また、髙橋礼華/松友美佐紀と福万尚子/與猶くるみも、ベスト4をかけて争う。福島由紀/廣田彩花はタイの成長株ペアと対戦する。
女子シングルスは佐藤冴香と大堀彩が2回戦で対戦し、ファイナル勝負をモノにした大堀彩がベスト8入り。山口茜はマレーシアのゴー・ジンウェイ、奥原希望はタイのポンパウィ・チョチュウォンら若手を下して準々決勝へと勝ち進んだ。川上紗恵奈はインドネシア選手に0−2のストレートで敗れている。
男子シングルスは、西本拳太が今年のオーストラリアOP(Super300)、カナダOP(Super100)優勝を果たした中国の若手選手を2−1で退けて準々決勝へ。ケガから復帰したインドの強豪選手と激突した常山幹太も、最終ゲームまでもつれる接戦を切り抜けて2回戦を突破した。男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大、井上拓斗/金子祐樹の3組がそろって勝利。混合ダブルスでは金子祐樹/松本麻佑がクセのあるインドペアから白星をつかみ、準々決勝にコマを進めた。なお、日本勢は5種目すべてで準々決勝に進出している。
日本選手の結果、7月13日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
常山幹太②〔21−18、18−21、21−19〕1●カシャップ・パルパリ(インド)68分
西本拳太②〔21−16、20−22、21−19〕1●陸光祖(中国)67分
▼準々決勝(7月13日)
常山幹太 − コーシット・ペッパダブ(タイ)
西本拳太 − サッパニュ・アビヒンサノン(タイ)
【女子シングルス】
山口茜②〔21−15、21−12〕0●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)32分
川上紗恵奈●0〔12−21、18−21〕②グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)26分
大堀彩②〔9−21、21−19、21−18〕1●佐藤冴香49分
奥原希望②〔21−18、21−15〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)41分
▼準々決勝(7月13日)
奥原希望 − 大堀彩
山口茜 − ベイウェン・ツァン(アメリカ)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−14、21−13〕0●チャヨノ/イスファハニ(インドネシア)26分
遠藤大由/渡辺勇大②〔22−24、21−13、21−19〕1●アットリ/レッディ(インド)66分
井上拓斗/金子祐樹②〔21−13、21−18〕0●ホーシュエ/ヤクラ(カナダ)26分
▼準々決勝(7月13日)
遠藤大由/渡辺勇大 − 欧烜屹/任翔宇(中国)
園田啓悟/嘉村健士 − 廖敏竣/蘇敬恒(台湾)
井上拓斗/金子祐樹 − パンカリャニラ/サントソ(インドネシア)
【女子ダブルス】
福万尚子/與猶くるみ②〔12−21、21−17、21−14〕1●許雅晴/呉玓蓉(台湾)62分
松本麻佑/永原和可那②〔21−18、21−14〕0●曹彤威/鄭雨(中国)37分
福島由紀/廣田彩花②〔21−11、21−14〕0●バーチ/ムーア(イングランド)30分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−15、21−14〕0●ピーフ/スミス(イングランド)36分
米元小春/田中志穂○〔21−6、11−5、キケン〕●サビツリー/パチャラプン(タイ)21分
▼準々決勝(7月13日)
松本麻佑/永原和可那 − 米元小春/田中志穂
福万尚子/與猶くるみ − 髙橋礼華/松友美佐紀
福島由紀/廣田彩花 − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
【混合ダブルス】
金子祐樹/松本麻佑②〔21−11、21−16〕0●ランキレッディ/ポンナッパ(インド)29分
小林優吾/松友美佐紀●0〔16−21、15−21〕②王齊麟/李佳馨(台湾)26分
▼準々決勝(7月13日)
金子祐樹/松本麻佑 − 王齊麟/李佳馨(台湾)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO