【ユーバー杯】日本が5−0でオーストラリアに快勝!<予選L>

世界ナンバー1の国・地域を決める『トマス杯・ユーバー杯2018』が、5月20日にタイ・バンコクで開幕した。男女ともに世界一をめざす日本代表は、ユ杯予選リーグ・グループAの日本女子が登場。初戦のオーストラリアと対戦した。

第1シングルスには、世界ランキングで日本最上位(2位)に位置する山口茜。第1ゲームは、動きにいつものキレが見られない山口のミスが増え、24-22で辛くも先制。第2ゲームもなかなか好リズムをつかめなかった山口だが、ここも21-19でしのぎ、大事な初戦を白星で飾った。

ユーバー杯初日
辛くも勝利をつかんだ山口茜

続く第1ダブルスには、5月17日付の世界ランクで2位に浮上した福島由紀/廣田彩花。こちらは危なげない試合運びで勝利を飾ると、その後の奥原希望、髙橋礼華/松友美佐紀、佐藤冴香も相手を圧倒。日本がオーストラリアを5−0で下し、白星発進を決めている。

ユーバー杯初日
第1ダブルスで登場した福島由紀(右)/廣田彩花

日本の試合結果は以下の通り。

◆ユーバー杯/予選リーグ・グループA

日本(1勝)5−0オーストラリア(1敗)

WS1 山口 茜②〔24−22、21−19〕0●チェン・シュアンユ35分

WD1 福島由紀/廣田彩花②〔21−9、21−8〕0●サマービル/ビーラン26分

WS2 奥原希望②〔21−6、21−6〕0●マ・ローサ22分

WD2 髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−3、21−4〕0●コー/スリ18分

WS3 佐藤冴香②〔21−9、21−6〕0●リム・ローレン21分

ユーバー杯:バドミントン世界一の国・地域を決める団体戦として最も権威ある大会。全英OP優勝13回を誇るベディー・ユーバー女史がトロフィーを寄贈し、大会名にその名がつけられた。トマス杯の開催から8年後にユ杯が開催。1982年まではト杯と交互の開催だったが、84年から男女同時開催となった。

試合形式:2ダブルス(複)、3シングルス(単)で、世界ランキングの高い順に試合が行なわれる。試合の種目順はオーダーによって変わる(種目順の例:第1単→第1複→第2単→第2複→第3単)。予選リーグは5試合すべてを行ない、決勝トーナメント・準々決勝以降は先に3試合を制した国・地域が勝利。単複兼ねて出場することができる。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2018/05/20

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