3月29日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。高ポイントが獲得できるワールドツアーがなかったため、上位陣に順位変動はなし。ポイント差に注目して、順位を見てみよう。
【男子シングルス】
1位をビクター・アクセルセン(デンマーク)が守るが、2位のスリカンス・キダムビ(インド)との差は、わずか235ポイント。3位の孫完虎(ソン・ワンホ/韓国)とも1180ポイント、4位の諶龍(チェン・ロン/中国)とは1214ポイントと、1〜4位がわずかな差でひしめいている。
日本勢トップは14位の西本拳太、2番手は19位の坂井一将。ベトナム国際(IC)で優勝を果たした桃田賢斗が4000ポイントを追加し、6ランクアップの20位と迫っている。
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【女子シングルス】
1位を守る戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と、2位の山口茜との差は7428ポイント。2位の山口と3位のプサルラ・V.シンドゥ(インド)との差は8587ポイントと、それぞれ大きく開いている。
日本勢は2位の山口、6位の奥原希望と2人がベスト10をキープ。20位以内に広げると、佐藤冴香(13位)、大堀彩(14位)、川上紗恵奈(15位)、髙橋沙也加(19位)と6人がランクインしている状況だ。
少し下に目を移すと、4月から社会人となる髙橋明日香が32ランクアップの110位に。ベトナム国際準優勝の3400ポイントを加え、一気に順位を上げている。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO