バドミントン・マガジンでは、『舛田圭太流 勝利への視点』を連載しています。
全日本チームとトナミ運輸でコーチを務め、世界、そして国内のトップ選手を長年見続けている舛田圭太氏が、「試合で勝ちたい」という読者の皆さんのために、必要な技術・戦術を紹介。この連載では、試合で起こる“ありがちなミス”にクローズアップし、舛田コーチ独自の視点で、誰にでも取り組める対応策などをわかりやすく解説いただいています。
第10回のテーマは『ダブルスの攻撃【前衛】』。
なかでも今回は、“落とす球”をクローズアップ。前衛は「攻めなきゃいけない」、「自分が決めたい」などと思いすぎて、無理に攻めることでミスをするケースが少なくありません。ですが、プッシュの構えからスッとネット前に落とすことができれば、相手に甘い球を上げさせて後衛の攻撃力を生かすことができる。無理に攻めなくても、次、その次で得点を奪うことができるため、攻撃の幅が広がります。“落とす球”は、ダブルスとしての攻撃力を高めるためにも、ぜひ覚えてほしいショットです。
今月も、前衛の攻撃の理想(成功例)と現実(失敗例・ありがちなミス)を考察し、ミスの原因と解決法をチェック。理想に近づくための練習方法も必見です。
ぜひ、バドマガ本誌とバド×スピ!動画を活用して、皆さんのレベルアップに役立ててください!
動画撮影/井出秀人 動画編集/熊谷修治
連載で協力・実演をしてくれたトナミ運輸の選手たち。左より園田啓悟選手、嘉村健士選手、保木卓朗選手、小林優吾選手
文/バドミントン・マガジン編集部