2月23日に開催されたBWFワールドツアー・スイスOP(Super300/バーゼル)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
男子シングルスに勝ち残っていた桃田賢斗は、準々決勝でインドのサミール・バラマと激突。世界ランキング44位の相手に対し、桃田は第1ゲームを17-21で落とすと、続く第2ゲームも16-21。0−2のストレート負けを喫し、準々決勝で姿を消した。旧GPGクラスの大会では昨年のUSOP以来となる8強入りを決めた渡邉も、フランス選手とのファイナル勝負に敗れ、上位進出はならなかった。
女子シングルスは、第1シードの髙橋沙也加がデンマークの2番手・リーネ・カエスフェルトと対戦すると、21-14、21-13の2−0で制して準決勝進出。仁平菜月はスペイン選手を、三谷美菜津はブルガリア選手をそれぞれ2−0で下し、こちらも準決勝に勝ち進んだ。髙橋は準決勝でロシア選手と、また仁平と三谷は直接対決で決勝の切符を争う。
女子ダブルスは櫻本絢子/髙畑祐紀子、志田千陽/松山奈未の2組がそれぞれ白星を奪取。準決勝では日本ペア同士が対決する。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝
桃田賢斗●0〔17−21、16−21〕②サミール・バラマ(インド)44分
渡邉航貴●1〔14−21、21−19、13−21〕②ルーカス・コロビー(フランス)63分
【女子シングルス】
▼準々決勝
髙橋沙也加②〔21−14、21−13〕0●リーネ・カエスフェルト(デンマーク)35分
仁平菜月②〔21−8、21−17〕0●ベートリッツ・コラレス(スペイン)34分
三谷美菜津②〔21−17、22−20〕0●リンダ・ゼトチリ(ブルガリア)41分
▼準決勝
髙橋沙也加 − エフゲニヤ・コステツカヤ(ロシア)
仁平菜月 − 三谷美菜津
【女子ダブルス】
▼準々決勝
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−13、21−14〕0●ピキ/セイネン(オランダ)38分
志田千陽/松山奈未②〔21−9、21−19〕0●スミス/ウォーカー(イングランド)37分
▼準決勝
櫻本絢子/髙畑祐紀子 − 志田千陽/松山奈未
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IC…インターナショナルチャレンジ
文/バドミントン・マガジン編集部