3月24日(土)、25日(日)、宮城県仙台市のゼビオアリーナ仙台において、「TOP4 TOURNAMENT」が開催される。これはS/Jリーグの上位4チームによって争われる、国内初の公式カップ戦。今回はS/Jリーグとは別の大会となるが、来年度以降はS/Jリーグのプレーオフとして開催される予定だ。
会場のゼビオアリーナ仙台はコンサートやさまざまなイベントが開催される、日本でも屈指の設備を誇る多目的アリーナ。大型LEDビジョンをはじめ、さまざまな照明や音響を駆使した演出が可能だ。世界ランキングの上位に名を連ねる選手たちによって繰り広げられる熱戦がどのように彩られるか、注目が集まる。
2月4日のS/Jリーグ2017最終戦終了後には、出場チーム発表会見が行なわれた。池田信太郎・TOP4 TOURNAMENT 大会アンバサダーと、出場チームを代表して6人の選手が出席し、それぞれ大会への思いを語った。
園田啓悟(トナミ運輸)
「リーグでは日本ユニシスに負けましたが、このTOP4トーナメントで借りを返して、初代王者になれるように頑張りたいです。男子特有のスピード、パワーをお客さんが楽しめるように、自分たちが盛り上げられればと思います」
嘉村健士(トナミ運輸)
「初めて行なわれる大会なので、是が非でも優勝して、歴史の1ページ目を自分たちで作れるように頑張りたいです。華やかな大会になると思うので、あとは選手がバドミントンの魅力を伝えることができればと思います」
西本拳太(トナミ運輸)
「初めての大会で、たくさんのバドミントンファンの方が見に来てくれると思うので、いいプレーをして、初代王者になりたいです。世界レベルの壮絶なラリーや、チーム一丸となった応援を見ていただけたらと思います」
髙橋沙也加(日本ユニシス)
「S/Jリーグの上位4チームしか出場できない大会なので、リーグに続いて優勝できるように頑張りたいです。リーグとは違う雰囲気、戦い方を少しでも多くのファンに見てもらいたいですし、一人でも多くの方にバドミントンの楽しさを分かってもらえればと思います」
東野有紗(日本ユニシス)
「S/Jリーグでは、チームの先輩たちのおかげで優勝することができました。TOP4では出場する機会があれば、自分がチームを優勝に導きたいと思っています」
山口茜(再春館製薬所)
「団体戦の全日本実業団、S/Jリーグで優勝ができてないので、TOP4ではチーム一丸となり、優勝できるように頑張ります。見に来てくださる方々にバドミントンっておもしろいと思ってもらえるような、子どもたちには『こんなふうにプレーしたい』と思ってもらえるようなプレーをしたいです」
池田信太郎(TOP4 TOURNAMENT 大会アンバサダー)
「ゼビオアリーナ仙台という日本を代表するアリーナで、海外の盛り上がっている会場で試合をしたような感覚を選手には味わってほしいですし、ファンの皆さんには最高のパフォーマンスが届けられるように、大会を盛り上げていきたい。いまのバドミントンの価値を最大化できるのは、こういった大会ではないかと思っています。バドミントンの盛り上がりの中心にいる選手、ファン、それを取り巻くサポーターやステークホルダーさんも含めて、大きな盛り上がりを生み出したいです。2020年以降のスポーツレガシーにもつながるような、いろいろな方にさまざまな影響を及ぼす大きな大会にできればと思っています」
◇試合スケジュール
3月24日(土) 準決勝
11:00~
女子 日本ユニシスvsヨネックス
男子 日本ユニシスvsNTT東日本
17:00~
男子 トナミ運輸vs日立情報通信エンジニアリング
女子 北都銀行vs再春館製薬所
3月25日(日) 決勝
11:00~ 女子
14:00~ 男子
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取材・文/バドミントン・マガジン編集部