2月6日にアジア団体選手権(マレーシア・アロー・スター)が開幕した。5月にタイで開催される世界国別対抗戦「トマス杯・ユーバー杯」の予選も兼ねているこの大会に、S/Jリーグ2017東京大会(2月3・4日)参戦直後の日本代表選手が出場。大会初日は男子予選リーグ・グループBに入った日本が、カザフスタンと対戦した。
予選リーグ組み合わせは こちら
2年前に新たに始まったこの大会は、3シングルス・2ダブルスのト杯ユ杯方式で勝敗を決定。予選リーグ上位2チームが決勝トーナメントに進出し、優勝を争う。なお、ト杯ユ杯には上位4チームに出場権が与えられる。
前回準優勝の日本男子は、第1シングルスの西本拳太、第2シングルスの常山幹太、そしてケガの影響で出場が微妙とされていた桃田賢斗が第3シングルスに起用され(※)、3選手ともに2−0のストレートで快勝。ダブルスの保木卓朗/小林優吾、園田啓悟/嘉村健士も白星をつかみ、日本は5−0でカザフスタンを撃破した。
大会2日目(7日)は予選リーグが行なわれ、日本男子はネパールと対戦。また、男子と同じく前回準優勝の日本女子は、グループWの初戦で香港と激突する。
【男子】
▼グループA
香港(1勝)5−0 シンガポール(1敗)
▼グループB
日本(1勝)5−0 カザフスタン(1敗)
MS1西本拳太②〔21−10、21−10〕0●Dmitriy PANARIN24分
MS2常山幹太②〔21−11、21−9〕0●Artur NIYAZOV28分
MS3桃田賢斗②〔21−7、21−4〕0●Khaitmurat KULMATOV20分
MD2保木卓朗/小林優吾②〔21−4 21−11〕0●PANARIN/YULDASHEV17分
MD1園田啓悟/嘉村健士②〔21−8、21−6〕0●KULMATOV/NIYAZOV22分
韓国(1勝)5−0 ネパール(1敗)
▼グループC
タイ(1勝)3−2 マレーシア(1敗)
台湾(1勝)5−0 ミャンマー(1敗)
▼グループD
インド(1勝)5−0 フィリピン(1敗)
インドネシア(1勝)5−0 モルディブ(1敗)
【女子】
▼グループW
インド(1勝)3−2 香港(1敗)
▼グループX
台湾(1勝)5−0 モルディブ(1敗)
▼グループY
タイ(1勝)5−0 フィリピン(1敗)
マレーシア(1勝)4−1ベトナム(1敗)
▼グループZ
インドネシア(1勝)5−0 シンガポール(1敗)
※各試合に起用された選手は、世界ランキング上位者(1月25日付)から順に出場。男子シングルスは西本拳太→坂井一将→常山幹太→桃田賢斗。男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士→保木卓朗/小林優吾→遠藤大由/渡辺勇大。また、試合の順番は単複を兼ねる選手がいる場合などによって変わる
前回大会の決勝結果はこちら
◆日本代表選手
男子:西本拳太、坂井一将、常山幹太、桃田賢斗、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾、遠藤大由/渡辺勇大
女子:山口茜、奥原希望、佐藤冴香、大堀彩、髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花、米元小春/田中志穂
文/バドミントン・マガジン編集部