2月2日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。ワールドツアーSuper500(旧スーパーシリーズ)の第2戦インドネシアマスターズ(1月23〜28日)のポイントが加算され、順位にも変動があった。ここでは男女シングルスのランキングを見ていこう。
【男子シングルス】
インドネシアマスターズでは2回戦敗退となったビクター・アクセルセン(デンマーク)だったが、世界ランク首位の座は譲らず。2位にはリー・チョンウェイ(マレーシア)が入っており、2選手のワンツーは変わらなかった。長らくトップ3の一角を担っていたスリカンス・キダムビ(インド)が2ランクダウンの5位に下がり、インドネシアマスターズ8強の諶龍(チェン・ロン/中国/上写真)が3位に浮上している。
そのほかで大きなランクアップに成功したのは、インドネシアマスターズ優勝のアンソニー・ギンティン(インドネシア)。一気に6ランクアップとなり、世界ランクも10位につけている。日本勢は、同大会で準優勝を飾った坂井一将(上写真)が、5つ順位を上げて16位。自身初めとなるトップ20のランクインを決めた。日本選手では、二番手に位置する西本拳太は21位、常山幹太は27位につけている。
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【女子シングルス】
インドネシアマスターズを制した戴資穎(タイ・ツーイン/写真右)が、優勝ポイントの9200Pを加算して1位をがっちりキープ。追走する2位の山口茜に、9710P差をつけている。3位にはラチャノック・インタノン(タイ)が入り、プサルラ・V.シンドゥ(インド)は4位に下がった。また、インドネシアマスターズ準優勝のサイナ・ネワール(インド/写真左)は、2ランクアップで再び10位に浮上している。
日本勢は、復帰戦となったインドネシアマスターズで8強入りした奥原希望が7位。そして13位に佐藤冴香が続き、以下、16位の大堀彩、18位の川上紗恵奈とA代表組みが上位に位置している。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO