【SSF】米元&田中がファイナル初白星! 園田&嘉村がインドネシアの強敵を撃破!<ダブルス>

12月14日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)2日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女ダブルス、混合ダブルスの結果を紹介しよう。

【男子ダブルス】

SSファイナル

グループAの園田啓悟/嘉村健士(写真右)は、インドネシアのエースとして今季SS6優勝のギデオン/スカムルジョと対戦。第1ゲームを17本で奪った園田/嘉村は、第2ゲーム中盤までの競り合いを抜け出し勝利。今季は2度戦って連敗していた園田/嘉村が、優勝候補の2人を下して予選リーグ2連勝を飾った。

A組のもう一つの試合は、ピーターセン/コールディング(デンマーク)と李俊慧/劉雨辰(中国)の長身対決。この勝負をピーターセン/コールディングが14本、13本で制したため、2日目を終えた時点で決勝トーナメント進出者は決まらず。15日に行なわれる予選3試合目の結果によって、上位に進む2ペアが決まる。

▼グループA・第2戦

園田啓悟/嘉村健士(日本)②〔21−17、21−17〕0●ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)39分

ピーターセン/コールディング(デンマーク)②〔21−14、21−13〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)

▼グループA・第3戦

園田啓悟/嘉村健士(2勝) − ピーターセン/コールディング(1勝1敗)

ギデオン/スカムルジョ(1勝1敗) − 李俊慧/劉雨辰(2敗)

SSファイナル

グループBは、日本の保木卓朗/小林優吾(写真左)が、世界選手権優勝ペアである張楠/劉成(中国)と対戦。第1ゲームは保木/小林が13-18から18-19まで接近したが、終盤の勝負所でポイントを重ねた張楠/劉成が逃げきって第2ゲームへ。その第2ゲームも、3−3から張楠/劉成が一気に8連続得点で引き離す。保木/小林も後半に点差を縮めたが、最後は世界王者が押し切って2−0で勝利。リーグ戦2連勝を飾った。B組は保木/小林と台湾ペアが2敗を喫したため、張楠/劉成とボー/モーゲンセン(デンマーク)の決勝トーナメント進出が決まっている。

▼グループB・第2戦

ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−14、21−19〕0●李洋/李哲輝(台湾)45分

張楠/劉成(中国)②〔21−18、21−15〕0●保木卓朗/小林優吾(日本)42分

※ボー/モーゲンセン、張楠/劉成が決勝トーナメント進出が決定

▼グループA・第3戦

ボー/モーゲンセン(2勝) − 張楠/劉成(中国)(2勝)

李洋/李哲輝(2敗) − 保木卓朗/小林優吾(2敗)

【女子ダブルス】

SSファイナル

グループAの米元小春(写真左)/田中志穂は、前日の中国対決を制した黄雅瓊/于小含と激突。第1ゲームは日本ペアが6連続得点で突き放して先制。第2ゲームも前半で大幅リードをつかんだ米元/田中が、強敵の追撃をなんとか抑えて2−0で勝利した。SSファイナル初白星を手にした米元/田中は、ほかの3ペアと同じく1勝1敗で並んだため、予選残り1試合の勝敗によって決勝トーナメント進出が決まる。

▼グループA・第2戦

米元小春/田中志穂(日本)②〔21−16、21−16〕0●黄雅瓊/于小含(中国)47分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−14、21−17〕0●張藝娜/李紹希(韓国)39分

▼グループA・第3戦

米元小春/田中志穂(1勝1敗) − 陳清晨/賈一凡(1勝1敗)

張藝娜/李紹希(1勝1敗) − 黄雅瓊/于小含(1勝1敗)

SSファイナル

グループBは、福島由紀(写真右)/廣田彩花が韓国の鄭景銀/申昇瓚を相手に21−18、21−13で勝利。2連勝を飾り、早々と決勝トーナメント進出を決めている。また、デンマークのリターユール/ペデルセンも同じく2勝目をつかんでいる。

予選最後の戦いは、福島/廣田VSリターユール/ペデルセンの2連勝同士の戦いとなる。

▼グループB・第2戦

福島由紀/廣田彩花(日本)②〔21−18、21−13〕0●鄭景銀/申昇瓚(韓国)43分

リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔20−22、21−13、21−17〕1●許雅晴/呉玓蓉(台湾)72分

▼グループB・第3戦

福島由紀/廣田彩花(2勝) − リターユール/ペデルセン(2勝)

許雅晴/呉玓蓉(2敗) − 鄭景銀/申昇瓚(2敗)

【混合ダブルス】

SSファイナル

日本の数野健太/栗原文音は、初日白星発進を決めている香港の鄧俊文/謝影雪と対戦。第1ゲーム、第2ゲームをそれぞれ奪いあって迎えたファイナルゲームは、序盤から連続得点を重ねた香港ペアが21-6で勝利。数野/栗原はこれでリーグ2敗目を喫し、予選突破はならなかった。

このほか、数野/栗原と同組の鄭思維/陳清晨VSジョルダン/スサントは、中国の若手ペアがファイナルゲームの接戦をモノにして2連勝を飾っている。

▼グループA・第2戦

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−12、19−21、21−16〕1●ジョルダン/スサント(インドネシア)51分

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔21−16、16−21、21−6〕1●数野健太/栗原文音(日本)53分

※鄭思維/陳清晨と鄧俊文/謝影雪が決勝トーナメント進出が決定

▼グループA・第3戦

鄭思維/陳清晨(2勝)− 鄧俊文/謝影雪(2勝)

数野健太/栗原文音(2敗)ジョルダン/スサント(2敗)

 

グループBは王懿律/黄東萍(中国)とアーマド/ナトシール(インドネシア)がそろって2つ目の白星を決勝トーナメントに進出。15年SSファイナル優勝のC・アドコック/G・アドコック(イングランド)は、2連敗で予選敗退が決まった。

▼グループB・第2戦

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−14、21−17〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)44分

アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−17、21−19〕0●タン・キァンメン/ライ・ペイジン(マレーシア)50分

※王懿律/黄東萍とアーマド/ナトシールが決勝トーナメント進出が決定

▼グループB・第3戦

王懿律/黄東萍(2勝)− アーマド/ナトシール(2勝)

C・アドコック/G・アドコック(2敗)− タン・キァンメン/ライ・ペイジン(2敗)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2017/12/15
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