11月18日に開催された中国OP(中国・福州)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本勢は女子シングルスの山口茜(写真上)がラチャノック・インタノン(タイ)と対戦。第1ゲームを21-14で先制したのは山口は、第2ゲームは18本に抑えて勝利! 山口はこの勝利でデンマーク、フランスから引き続き、3戦連続となる決勝進出を決めた。
女子ダブルスで準決勝に勝ち進んだ米元小春/田中志穂は、韓国の李紹希/金慧麟(韓国)と激突。第1ゲームを18本で失った米元/田中は、第2ゲームを21-13で奪い返してファイナルゲームへ。しかし、最終ゲームは韓国ペアが先行し、最後は米元/田中が11-21で敗戦。デンマークOP以来の決勝進出はならなかったが、SSプレミアでベスト4の好結果を残した。
男子シングルスはビクター・アクセルセン(デンマーク)が伍家朗(香港)に勝利。もう一方の山では、諶龍(中国)が孫完虎(韓国)をファイナル勝負で下し、SSでは6月のオーストラリアOP以来の決勝進出を決めた。
女子シングルスはリオ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)と中国の若手・高昉潔と対戦。すると、高昉潔が2−1で金メダリストを下し、SSでは初めて決勝に勝ち進んだ。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−12、21−17〕0●伍家朗(香港)40分
諶龍(中国)②〔21−17、10−21、21−7〕1●孫完虎(韓国)71分
▼決勝
ビクター・アクセルセン(デンマーク) − 諶龍(中国)
【女子シングルス】
山口茜②〔21−14、21−18〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)42分
高昉潔(中国)②〔21−19、21−19〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)61分
▼決勝
山口茜 − 高昉潔(中国)
【男子ダブルス】
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔22−20、21−12〕0●アッサン/サプトロ(インドネシア)49分
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−14、21−18〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)34分
▼決勝
ボー/モーゲンセン(デンマーク) − ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
【女子ダブルス】
陳清晨/賈一凡(中国)②〔13−21、27−25、21−15〕1●李茵暉/杜玥(中国)80分
李紹希/金慧麟(韓国)②〔21−18、13−21、21−11〕1●米元小春/田中志穂71分
▼決勝
陳清晨/賈一凡(中国) − 李紹希/金慧麟(韓国)
【混合ダブルス】
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−13、18−21、21−15〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)49分
クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)②〔21−16、24−22〕0●王懿律/黄東萍(中国)57分
▼決勝
鄭思維/黄雅瓊(中国) − クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO