8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
中国の若手ペアと対戦した、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花(写真右)。第1ゲームは出足が鈍る相手に対し、日本ペアが11-2と大量リードをつかむ。中盤以降もさらに引き離してこのゲームを先制すると、続く第2ゲームもスピードを上げる中国ペアに主導権は渡さない。相手の攻勢を落ち着いてかわした福島/廣田は、10-10から7連続得点で一気に引き離して勝利。完勝で準々決勝に勝ち進んだ。
▼選手コメント
福島「(試合前は)向かっていこうと話して臨みました。前半は相手のほうが私たちのほうを意識していたと感じたので、そこでしっかり攻めていけたのがよかったと思います。(相手が意識したと感じたのは)1ゲーム目の動きが硬かったから。自分たちのほうが、体がしっかり動いていたと思います」
廣田「正直、2−0で簡単に勝てるとは思っていなかったです。長いラリーの我慢勝負かと思っていました。自分たちが攻撃でいい形を作れたので、それが勝てた理由かなと思います」
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔21−3、21−14〕0●黄東萍/李茵暉(中国)39分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部