8月23日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
第4シードの園田啓悟/嘉村健士は、ドイツのザイデル/ラムスフスと対戦。パワーのあるペアに対し、序盤で後手にまわった園田/嘉村。第1ゲームを19-21で落とす苦しい展開となった。
第2ゲームも接戦となり、9−11とリードされてインターバルへ。しかし、ここから攻撃を立て直した2人は21-15で逆転に成功。第3ゲームもテンポよく攻撃を仕掛けた園田/嘉村が、最後は21−9に抑えて初戦を突破した。
◆選手コメント
嘉村「2ゲーム目でリードされる場面もあって、どうなるかと思いました。コーチ席からのリオニーさんや朴さんの『落ち着いて』という声を聞いて、しっかり考えて自分たちのプレーをすることができたと思います。苦しい試合に勝ち、次につながったので、それはよしとして明日からの一戦一戦を頑張りたいと思います」
園田「最初は雰囲気になれず、自分たちらしくないプレーでした。でも、ファイナルゲームで低空戦だったり、自分がスマッシュ打って、嘉村がチャンス決めることができたので、それを明日も貫いていきたいと思います」
※お詫びと訂正/園田選手と嘉村選手のコメントが逆になっていました。お詫びして訂正いたします。
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔19−21、21−15、21−9〕1●ザイデル/ラムスフス(ドイツ)61分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部