8月22日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)2日目は、各種目1・2回戦が行なわれた。
男子ダブルスは、遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)、保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)の2組が1回戦を戦った。遠藤/渡辺はインドの若手ペアと対戦し、8本、12本に抑えて完勝。香港の一番手ペアと対戦した保木/小林は、第1ゲームを20-22で失ったものの、第2、3ゲームの接戦をモノにして勝利。2回戦へと駒を進めた。
遠藤「勢いがあるペアなのはわかっていましたが、相手は緊張していた感じがあったので、メンタル的にはこちら側が優位に立って進められたかなと思います」
渡辺「ミックスはあまりよくないゲームだったので、気持ちを切り替えられたのはよかったと思います。ディフェンスからしっかり自分が前に入れたので、いい形で連続ポイントや、連続の強打ができたと思います」
保木「初戦ということで、出だしは緊張しました。2ゲーム目は(第1Gの)悪い流れのまま入ったけど、そこで我慢できたので大きな経験になったと思います」
小林「1ゲーム目で取りきれなかったラリーがあり、それがすごく悔しくて、2ゲーム目で心が折れそうになりました。でも、そこから声掛けだったり、(ダブルスコーチの)リオニーさんのアドバイスなどで、自分を取り戻すことができたと思います」
【男子ダブルス】
▼1回戦
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−8、21−12〕0●シェティ/ランキレッディ(インド)32分
保木卓朗/小林優吾②〔20−22、21−19、21−14〕1●李晉熙/羅卓謙(香港)53分
▼2回戦
遠藤大由/渡辺勇大 − 張楠/劉成(中国)
井上拓斗/金子祐樹 − 保木卓朗/小林優吾
取材・文/バドミントン・マガジン編集部