【グッズ情報】インソールモニター企画 第1回~formthoticsのインソールとは?~

皆さん、突然ですが「インソール」って知っていますか? そうです、シューズの中に敷いてある、「中敷き」のことです。一見、薄くて地味なインソールですが、使用される素材が多岐にわたっていたり、オーダーメイドで作ることができたりと、じつはものすごく奥が深いんです。トップアスリートの中には、インソールのブランドと専属契約を結んでいる選手もいるくらいです。

『バド×スピ!』でも、このインソールに着目し、モニター企画を展開していきます。第1回は今回使用するインソールについて紹介します。

 

今回、モニター企画で使用するのは、足医療先進国として知られるニュージーランドのブランド『formthotics(フォームソティックス)』のインソール。世界各国の足病医が治療のために処方しているインソールであり、治療のためだけでなくスポーツを目的にしたシリーズも展開されていて、日本を含む世界30カ国で、1000万足以上が販売されています。日本国内でもランニング用のモデルをはじめ、着実にシェアを伸ばしています。

その中でも今回、試してもらうのはラケットスポーツ用のモデルです。バドミントンはご存じのように、前後左右へのフットワーク、そしてジャンプやストップ動作など、激しい動きが伴います。「formthotics」のインソールは、これらの動きによる脚への負担を減らすのはもちろん、脚の各部位や腰を正しい位置に矯正することにより、より安定したパフォーマンスを引き出します。

さて、この「formthotics」のインソール、最大の特徴は「軽い」ということです。Mサイズ(26.0~27.0㎝)の片足が19グラム。他のブランドでは40~50グラムのものもあることを考えると、その違いは歴然。また、ただ軽いだけでなく、高い矯正力や振動吸収性が保たれるなど、さまざまな機能がしっかりと備わっています。

また、柔らかい素材を使っているという点も特徴です。プラスチックなどの硬い素材を用いたインソールも多く見られますが、それではシューズとインソールの間に“すき間”ができてしまい、シューズ本来の機能を引き出せなくなってしまうばかりか、シューズと足が一体化しないため、接地の際の“足のブレ”にもつながります。柔らかい素材が使用されている「formthotics」のインソールでは、シューズのアウトソールにおける振動吸収性や柔軟性を損ないません。

 

そしてもう一つが、動きながら成形できるという点。一般的なオーダーメイドのインソールは、静止した状態で足型をとり、それに合ったものが作られます。しかし、止まっている状態と動いている状態とでは、足底の形は異なります。スポーツ用のインソールにおいては動いている状態の足底に合わせるほうが、より自然だといえるでしょう。「formthotics」のインソールは、選手のプレー中における荷重や圧力などに応じて成形されるのです。

480インドール
formthoticsのインソールは、軽くて柔らかいのが特徴一つ。ランニング、ラケットスポーツ、サイクリングなど競技別に展開されており、それぞれ矯正力の高い「シングル」と振動吸収性の高い「デュエル」がある(写真はシングルで、右は裏から見たもの)

 

このような特徴を持つインソールを、本企画では実業団&シニア界で活躍するプレーヤーに使用してもらいます。次回は、そのフィッティングや使用スタートの様子を紹介します!

 

「formthotics」の詳しい情報は こちら

 

 

文/バドミントン・マガジン編集部

 

投稿日:2017/07/31

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