7月24日、ヨネックス株式会社が男子ダブルス元韓国代表の柳延星と総合用具使用契約を締結したことを発表した。
柳延星は2014年に韓国の至宝・李龍大と本格的にペアを組むと、その後は数多くのスーパーシリーズを制覇。世界選手権やアジア大会などのビッグイベントでもメダルを獲得したほか、同種目の世界ランキング1位にも輝くなど、男子ダブルスの“顔”として活躍していた。柳延星は、2016年リオ五輪後も代表に残って新たなペアと大会に出場していたが、現在は代表から離れ、所属チームに身を置きながら競技を続けている。
今年2月には、パートナーだった李龍大がヨネックスの韓国代理店チームへの入団を発表。韓国では五輪後に代表選手の世代交代が行なわれたが、後輩たちにバトンタッチした偉大な先輩も、さまざまな事にチャレンジして同国のバドミントン界を盛り上げている。
◆柳延星のコメント
「子供の時から憧れていたヨネックスと契約ができてうれしいです。ヨネックスの高い性能と品質に関してはよく知っています。8 年前に使っていたヨネックスのラケットをいまも持っていますが、他社の最新のラケットと比べても性能は優れていると思います。ヨネックスの常に新しいことに挑戦する姿勢と、色々なタイプの選手に合う豊富な製品ラインアップはとても魅力的です。
多くの国際大会で優勝してきましたが、今後も一つでも多くの優勝を目指して頑張ります。バドミントンの普及・発展活動『レジェンドビジョン』に強く賛同しているので、私も世界中のジュニア選手に夢を与えながらバドミントンを広めていくサポートができたら良いなと思っています。ヨネックスの一員として気持ちも新たに、これまで以上のよいプレーを見せることができるよう頑張ります。ご声援をよろしくお願いします」
文/バドミントン・マガジン編集部