7月22日に開催されたUSオープン(アメリカ・アナハイム・GPG)4日目は、各種目の準決勝が行なわれた。
日本選手は女子シングルスの大堀彩が、韓国の若手・李張美と対戦。大堀は第1ゲームこそ14-21で落としたものの、第2ゲームは大接戦となった勝負を28-26で奪い返してファイナルゲームへ。その第3ゲームも中盤までもつれ、大堀は12-15とリードされていたが、終盤に大堀が逆転を飾り21-19で勝利。決勝進出を決めた。
女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那、中西貴映/東野有紗の日本選手同士の対決に。第1ゲーム、先制したのは松本/永原。21-19で接戦をモノにすると、続く第2ゲームもお互いに譲らぬ展開となり、スコアも20-20。ここから先に中西/東野が1ポイントを奪って21-20としたが、カナダOPに続く連続Vをねらう松本/永原が、一気に3連続ポイントを奪取! 23-21の逆転で第2ゲームもつかんだ松本/永原が、2大会連続で決勝進出を決めた。
男子ダブルスには、井上拓斗/金子祐樹が準決勝に登場。韓国の催率圭/金載煥と対戦すると、第1ゲームを24-22で奪った井上/金子。第2ゲームも序盤から1点を奪い合うシーソーゲームとなったが、最後17-17から一気に抜け出したのが日本ペア。強敵を下した井上/金子が、4月の中国マスターズ以来となるGPG決勝進出を決めている。
混合ダブルスは権藤公平/永原和可那が、決勝進出をかけて韓国ペアに挑戦。しかし、第1ゲーム13-21で日本ペアが落とすと、第2ゲームも韓国ペアに中盤以降で大きく引き離され0−2で敗戦。敗れはしたが、カナダOPに続くベスト4入りを果たしている。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
プラノイ・H.S.(インド)②〔21−14、21−19〕0●グエン・ティエンミン(ベトナム)40分
カシャップ・パルパリ(インド)②〔15−21、21−15、21−16〕1●許侊熙(韓国)66分
▼決勝
プラノイ・H.S. − カシャップ・パルパリ
【女子シングルス】
ミッシェル・リー(カナダ)②〔16−21、21−16、21−15〕1●カースティ・ギルモア(スコットランド)70分
大堀彩②〔14−21、28−26、21−19〕1●李張美(韓国)87分
▼決勝
大堀彩 − ミッシェル・リー
【男子ダブルス】
▼準決勝
盧敬堯/楊博涵(台湾)②〔21−12、12−21、22−20〕1●レッディー/アットリ(インド)54分
井上拓斗/金子祐樹②〔24−22、21−19〕0●催率圭/金載煥(韓国)48分
▼決勝
井上拓斗/金子祐樹 − 盧敬堯/楊博涵
【女子ダブルス】
李紹希/申昇瓚(韓国)②〔28−30、21−19、22−20〕1●柳海媛/金慧麟(韓国)92分
松本麻佑/永原和可那②〔21−19、23−21〕0●中西貴映/東野有紗47分
▼決勝
松本麻佑/永原和可那 − 李紹希/申昇瓚
【混合ダブルス】
徐承宰/金荷娜(韓国)②〔21−15、21−13〕0●権藤公平/永原和可那32分
金元昊/申昇瓚(韓国)②〔21−14、21−13〕0●レーン/ピュー(イングランド)30分
▼決勝
徐承宰/金荷娜 − 金元昊/申昇瓚