4月30日に開催されたアジア選手権(中国・武漢)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本は女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が韓国の柳海媛/金慧麟と対戦。第1ゲームは21−19で先制した髙橋/松友だったが、第2ゲームは相手に先行されて16−21。連覇に向けて攻めていきたいタカマツはファイナルゲーム、4連続得点などで相手を引き離すと、リードを保ったまま21−10で勝利。アジア選手権2連覇を達成した。
女子シングルスは、山口茜が近況絶好調の戴資穎(台湾)と激突。第1ゲームは序盤で6−1と点差を離した山口が主導権を握って先制。しかし、第2ゲームは6−6から戴資穎に抜け出され1−1のイーブンに。最終ゲームは互いにポイントを奪い合う接戦となったが、後半にリードした戴資穎が山口の追撃を抑えて勝利。戴資穎が6大会連続Vを遂げた。
男子シングルスは諶龍と林丹の中国エース対決となり、80分の激闘を制したのは諶龍。リオ五輪金メダル以来の優勝をつかみとった。同じく中国対決となった男子ダブルスは李俊慧/劉雨辰がV。混合ダブルスも中国の魯愷/黄雅瓊がタイペアをストレートで下して頂点に立っている。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
諶龍(中国)②〔21−23、21−11、21−10〕1●林丹(中国)80分
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔18−21、21−11、21−18〕1●山口茜59分
【男子ダブルス】
李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−14、21−12〕0●王懿律/黄凱祥(中国)31分
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−19、16−21、21−10〕1●柳海媛/金慧麟(韓国)75分
【混合ダブルス】
魯愷/黄雅瓊(中国)②〔21−18、21−11〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)42分