4月7日、日本ランキングが更新された。進学や就職などで所属先が変わる選手もいて、新たな気持ちになる発表となった。
各種目の日本ランキング上位者(2017年4月7日付)
男子シングルスでは、ナショナルA代表の坂井一将(日本ユニシス)が初の1位となった。2位には昨年の全日本総合覇者の西本拳太(トナミ運輸)。3位は上田拓馬(日本ユニシス)が続く。これまで長く1位をキープしていた桃田賢斗(NTT東日本)は、過去のポイント(15年全日本総合優勝、国際大会の結果で得たもの)が半減するなどして順位を落とし、謹慎処分明けは7位からの巻き返しとなる。
女子シングルスでは、1位の山口茜から7位の川上紗恵奈(北都銀行)まで上位陣の順位は変わらず。8位以下は変動があり、ケガから復帰を果たした髙橋沙也加(日本ユニシス)が9位に浮上。4月の大阪国際チャレンジで優勝するなど好調を維持しており、さらに上をねらう勢いだ。
男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾のトナミ運輸ペアがワンツーとなり、遠藤大由/渡辺勇大、井上拓斗/金子祐樹の日本ユニシス勢が続く。世界の舞台を主戦場としている4ペアは、国際大会でのポイントを重ねていきたい。
女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)が1位を守り、米元小春/田中志穂(北都銀行)が自己最高の2位に浮上。A代表として1年目、4月のインドOPでSS初優勝を果たすなど、その勢いは止まらない。福万尚子/與猶くるみ、福島由紀/廣田彩花の再春館製薬所ペアが後を追う。
混合ダブルスは、数野健太/栗原文音、渡辺勇大/東野有紗の日本ユニシス勢が1、2位。SSで上位をねらう実力がある2ペアが、国内では抜けた存在となっている。