5月20日に日本ランキングサーキット決勝戦が行なわれた。各種目優勝者の喜びの声を紹介しよう。
【男子シングルス】
接戦を乗り越え初V
坂井一将(日本ユニシス)
「内容は置いておいて、勝てたのはよかったという気持ちです。過去2戦はこちらが勝ったとはいえ競っているので、相手はもしかしたら勝てるかも、という気持ちもあったと思う。ガマン勝負で、1球でも多く返そうと思ったのがよかった。日曜日からオーストラリアOPがあるので、予選からしっかり勝ち上がって、本戦でも勝って自分をアピールしたいです」
【女子シングルス】
全試合ストレート勝ちで初優勝!
佐藤冴香(ヨネックス)
「RCはいつも初戦負け、一戦一戦という気持ちでした。序盤の試合から点数を抑えて勝てたので、そのぶん、決勝まで体力を温存できたと思います。決勝の大堀彩選手にはナショナル合宿でも勝っていたので、プレッシャーなく、普段の練習試合のイメージを持って臨みました。硬くならずに、いつも通りのプレーできたのがよかったと思います」
【男子ダブルス】
成長の証
保木卓朗(トナミ運輸)
「優勝をねらっていたなかで目標達成できたのはうれしいです。社会人2年目になりましたが、パワーがついて、速い球で相手を押せるようになったので、自信を持ってプレーできています。ランキングサーキットで勝ったとはいえ、日本の中ではまだまだなので、一番になるまでしっかり頑張っていきたいです」
小林優吾(トナミ運輸)
「昨日の試合を見て、『古賀選手に好きに打たせないようにしよう』と思い、試合に入りました。簡単ではありませんでしたが、向かっていけたのがよかったと思います。以前の自分はプレーに波があった。そこを減らせるようになったのは成長だと思います」
【女子ダブルス】
ナショナルB対決制す!
米元小春(北都銀行)
「ニュージーランドOPで負けていた相手。打っても決まらないので、我慢して攻撃しようという意識でいました。ニュージーランドのときはもっと長いラリーだったのですが、今回は球が走ったので、そのときよりは決めきることができたと思います。今年は大事な1年になると思うので、勝負だと思って頑張ります」
田中志穂(北都銀行)
「このペアで国内の公式戦に出たのはまだ2回目です。昨日までどちらかがよくて、どちらかが悪いというプレーが続いていたのですが、今日は思いきりやることができました。社会人1年目の今年はフィジカルや体力を強化していきたい。一試合、一試合を大切にしていきたいと思います」
【混合ダブルス】
同種目初の高校生チャンピオン誕生!
東野有紗(日本ユニシス/社会人1年目 富岡高出身)
「今大会は全日本総合(16強)などで得たポイントがあったこともあり、このペアで出場することができました。1ゲーム目は取られましたが、それ以降は攻めの形をつくっていけたのでよかったです。渡辺選手は一言でいうと“天才”。テクニックが本当にすごいです。前にいても後ろにいても崩してくれるので、頼もしい存在です」
渡辺勇大(富岡高3年)
「2ゲーム目は我慢ができて、少しのスペースを見つけて崩せていけました。事前に相手の試合のビデオを見て、よいイメージを持って試合に臨めたのがよかったと思います。東野先輩は連続して振っていけるところがすごい。今後のミックスでの目標としては、全日本総合での優勝です!」
なお、詳しい大会レポートはバドミントン・マガジン7月号(6月22日発売)で紹介します。お楽しみください。