2月7日、韓国・ソウルで元韓国代表の李龍大(イ・ヨンデ)が、ヨネックスの韓国代理店チームへの入団会見を行なった。
男子ダブルスの元世界ランキング1位の李龍大は、これまで08年北京五輪混合ダブルス金メダル、08、12 年全英OP男子ダブルス優勝、09年世界選手権男子ダブルス準優勝など、数多くの実績を残してきたスター選手。前衛での天才的なプレーで多くのファンを魅了し、また、その甘いマスクから「バドミントン界の貴公子」として世界中の女性ファンも虜にしている。昨年のリオ五輪男子ダブルスは柳延星とのペアで出場したが、決勝トーナメント・準々決勝でマレーシアのゴーVS/タンWKに敗れ、メダル獲得はならなかった。
リオ五輪後は9月に開催されたスーパーシリーズ・韓国OPで優勝を飾ったのを最後に国際舞台から離れ、そのまま韓国代表を引退。韓国では珍しいプロ選手として、今年1月に行なわれたインドでのプレミアリーグにも参戦している。
なお、韓国の実業団リーグに参戦するチームに入団した李龍大だが、今後の具体的な活動については発表していない。
李龍大のコメント
「韓国代表は引退しましたが、まだバドミントンを続けていきたいと思っています。小学生の頃からヨネックス製品を使用していたので、親しみがありますし、とても信頼しています。それが、このチームを選んだ理由です。入団をサポートしてくれた方々には本当に感謝しています。このチームでよい結果を残し、バドミントンの発展のため、ヨネックスとともにさまざまな支援活動も計画していきたいですし、多くの人にもっとよいプレーを見せて、競技人口を増やすことに貢献したいです」