11月18日に開催された中国OP(福州・SSP)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本は5種目で準々決勝に進出したものの、準決勝には進めず厳しい結果となった。男子シングルスの上田拓馬は、リオ五輪銅メダリストのビクター・アクセルセン(デンマーク)と対戦し、0−2のストレートで敗戦。女子シングルスの山口茜も、韓国のエース成池鉉とファイナル勝負の接戦となったが、最後は相手に逆転を許して悔しい敗退となった。
女子ダブルスは、松尾静香/内藤真実が中国の駱贏/駱羽(中国)に第3ゲームまでもつれる展開となったが、最後は16本で敗れ、87分の長丁場となった激戦に惜しくも敗れた。もう1組の米元小春/田中志穂は、リオ五輪銀メダリストのリターユール/ペデルセン(デンマーク)にストレートで敗れ、ヨネックスOPジャパンに続くベスト4はならず。今大会の躍進が目立った混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、世界ランク1位の高成炫/金荷娜(韓国)に17本10本で封じられ、SSP初の4強入りはならなかった。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
諶龍(中国)②〔21−15、21−14〕0●アジャ・ジャヤラム(インド)40分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−11、21−6〕0●上田拓馬30分
ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)②〔14−21、21−16、21−14〕1●田厚威(中国)60分
イスカンダル・ズルカルナイン(マレーシア)②〔21−19、21−7〕0●喬斌45分
【女子シングルス】
シンデュ・P.V.(インド)②〔22−20、21−10〕0●何冰嬌(中国)39分
成池鉉(韓国)②〔22−20、10−21、21−18〕1●山口茜69分
戴資穎(台湾)②〔21−10、22−20〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)36分
孫瑜(中国)②〔21−19、21−3〕0●リーネ・ヤエスフェルト(デンマーク)39分
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−13、21−17〕0●保木卓朗/小林優吾31分
洪煒/柴飈(中国)②〔20−22、21−19、21−18〕1●ピーターセン/コールディング(デンマーク)71分
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−14、21−16〕0●園田啓悟/嘉村健士47分
張楠/劉成(中国)②〔23−21、11−21、21−19〕1●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)74分
【女子ダブルス】
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−17、21−18〕0●米元小春/田中志穂39分
駱贏/駱羽(中国)②〔13−21、21−12、21−16〕1●松尾静香/内藤真実87分
黄東萍/李茵暉(中国)②〔21−16、21−10〕0●G・ストエヴァ/S・ストエヴァ(ブルガリア)36分
張藝娜/李紹希(韓国)②〔21−16、21−14〕0●鄭景銀/申昇瓚(韓国)46分
【混合ダブルス】
高成炫/金荷娜(韓国)②〔21−17、21−10〕0●渡辺勇大/東野有紗33分
アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔19−21、21−14、21−18〕1●柳延星/張藝娜(韓国)66分
催率圭/蔡侑玎②〔21−15、21−13〕0●ヨルダン/スサント(インドネシア)31分
張楠/李茵暉(中国)②〔18−21、22−20、21−17〕1●鄭思維/陳清晨(中国)63分