11月16日に開催された中国OP(福州・SSP)2日目は、男女シングルス、男女ダブルス1回戦が行なわれた。
日本は男子シングルスの上田拓馬が、デンマークOPを制したタイのタノンサック・サエソンボーンスクをストレートで破り2回戦に進出。女子シングルスの三谷美菜津、佐藤冴香も2−0で快勝した。秋以降好調をキープしている山口茜は、ラチャノック・インタノン(タイ)の途中棄権により白星を獲得。奥原希望は香港のベテラン選手との試合で途中棄権となり、初戦で姿を消している。また、大堀彩は戴資穎(台湾)に第3ゲーム10本で敗れている。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾が9月のヨネックスOPジャパンで優勝した中国の若手ペアを下して2回戦へ。世界ランクで上位に浮上している園田啓悟/嘉村健士も、インドネシアのアッサン/サプトロを退けて次戦に勝ち進んだ。
SS初参戦となる遠藤大由/渡辺勇大の新ペアは、第1シードの洪煒/柴飈(中国)にファイナル勝負の接戦に持ち込むも、第3ゲームは相手にリードを許したまま離されて13−21で敗戦。SS初勝利はならなかった。井上拓斗/金子祐樹も、香港ペアと接戦を繰り広げたが苦杯を喫している。
女子ダブルスはヨネックスOPジャパン4強の米元小春/田中志穂が、フランスOPを制覇した若手の陳清晨/賈一凡(中国)にファイナル勝負を演じ、第3ゲーム17本で勝利。強敵を下して2回戦に進出している。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
上田拓馬②〔21−14、21−13〕0●タノンサック・サエソンボーンスク(タイ)43分
坂井一将●1〔14−21、21−11、5−21〕②郭凱(中国)47分
【女子シングルス】
大堀彩●1〔17−21、26−24、10−21〕②戴資穎(台湾)60分
山口茜○〔4−0、キケン〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)
奥原希望●0〔6−11、キケン〕②イップ・プイイン(香港)
三谷美菜津②〔21−17、21−11〕0●高昉潔(中国)34分
佐藤冴香②〔21−14、21−13〕0●リンダ・ゼトチリ(ブルガリア)
【男子ダブルス】
井上拓斗/金子祐樹●1〔18−21、21−13、12−21〕②柯展聰/鄧俊文(香港)50分
遠藤大由/渡辺勇大●1〔22−24、21−19、13−21〕②洪煒/柴飈(中国)69分
保木卓朗/小林優吾②〔21−17、21−15〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)37分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、21−12〕0●アッサン/サプトロ(インドネシア)38分
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂②〔21−19、9−21、21−17〕1●陳清晨/賈一凡(中国)72分